講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-05-14 14:10
CO2レーザ用細径中空ステンレスファイバ先端素子の製作 ○岩井克全・高久裕之(仙台高専)・宮城光信(東北工大) OFT2021-8 |
抄録 |
(和) |
CO2レーザ光を用いる新しい手法である,大腸のポリープ除去治療では,大腸壁表面での水分による吸収が大きいため,大きなレーザパワーが必要であり,また内視鏡治療のためには半径15 mm程度の曲げに耐える伝送路が要求される.内視鏡治療用無破断中空ファイバとして,ステンレスチューブを母材とした中空ファイバの製作を行ってきた.内径300 μmのステンレスチューブに研磨剤を用いて,内面研磨した後に,銀膜と誘電体膜の成膜を行い,CO2レーザ用細径中空ステンレスファイバ先端素子の製作を行った.製作した細径中空ステンレスファイバ先端素子のCO2レーザ光伝送特性の測定を行ったので報告する. |
(英) |
As a hollow fiber for endoscopic treatment, we have fabricated a hollow fiber using a stainless steel tube as a base material. After polishing the inner surface of a stainless steel tube with an inner diameter of 300 μm using an abrasive, a silver film and a dielectric film are formed. We fabricated a small-bore hollow fiber tip based on stainless tube for CO2 laser light delivery. |
キーワード |
(和) |
CO2レーザ / 中空ファイバ / ステンレスチューブ / / / / / |
(英) |
CO2 laser / Hollow Fiber / Stainless Tube / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 121, no. 18, OFT2021-8, pp. 31-35, 2021年5月. |
資料番号 |
OFT2021-8 |
発行日 |
2021-05-06 (OFT) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
OFT2021-8 |