お知らせ 2023年度・2024年度 学生員 会費割引キャンペーン実施中です
お知らせ 技術研究報告と和文論文誌Cの同時投稿施策(掲載料1割引き)について
お知らせ 参加費の返金について
電子情報通信学会 研究会発表申込システム
講演論文 詳細
技報閲覧サービス
[ログイン]
技報アーカイブ
 トップに戻る 前のページに戻る   [Japanese] / [English] 

講演抄録/キーワード
講演名 2021-06-18 15:00
クラウドソーシングを利用した音声了解度実験 ~ ウェブページ制作からデータスクリーニング ~
山本絢子入野俊夫和歌山大)・新井賢一荒木章子小川厚徳木下慶介中谷智広NTTSP2021-5
抄録 (和) 今まで音声了解度の客観評価指標を開発することを目的として、数多くの主観評価実験が行われてきた。 しかし、コロナ禍により密閉した防音室で実験を行うことが非常に困難となった。遠隔実験に頼ったデータ収集を行わざるを得ないが、聴取条件の統制ができないため収集したデータの信頼性が明確でない。そこで、本研究ではクラウドソーシングを利用した遠隔実験と防音室で行われた実験による音声了解度を対比した。遠隔実験のほうが語音聴取閾値(SRT)が若干高く、標準偏差も大きかった。しかし、音声強調処理条件間でのSRTの大小関係は防音室実験と同じ傾向を示し、客観評価指標の開発に利用可能であることが示唆された。
また、練習問題正解数がSRT値と唯一相関があるものとして抽出された。
これは、本番試験を行う前に得られる事前情報であり、この情報によりSRTの偏差を減らすことが可能である。 
(英) Many subjective experiments have been performed to develop objective speech intelligibility measures, but the novel coronavirus outbreak has made it very difficult to conduct experiments in a laboratory. One solution is to perform remote testing using crowdsourcing; however, because we cannot control the listening conditions, it is unclear whether the results are entirely reliable.
In this study, we compared speech intelligibility scores obtained in remote and laboratory experiments. The results showed that the mean and standard deviation (SD) of the remote experiments' speech reception threshold (SRT) were higher than those of the laboratory experiments. However, the variance in the SRTs across the speech-enhancement conditions revealed similarities, implying that remote testing results may be as useful as laboratory experiments to develop an objective measure. We also show that the practice session scores correlate with the SRT values. This is a priori information before performing the main tests and would be useful for data screening to reduce the variability of the SRT distribution.
キーワード (和) 音声了解度 / 主観評価 / 客観指標 / 遠隔実験 / クラウドソーシング / 信頼性 / データスクリーニング /  
(英) speech Intelligibility / subjective evaluation / objective index / remote testing / crowd sourcing / reliability / data screening /  
文献情報 信学技報, vol. 121, no. 66, SP2021-5, pp. 25-30, 2021年6月.
資料番号 SP2021-5 
発行日 2021-06-11 (SP) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード SP2021-5

研究会情報
研究会 SP IPSJ-SLP IPSJ-MUS  
開催期間 2021-06-18 - 2021-06-19 
開催地(和) オンライン開催 
開催地(英) Online 
テーマ(和) 音学シンポジウム2021 
テーマ(英) OTOGAKU Symposium 2021 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 SP 
会議コード 2021-06-SP-SLP-MUS 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) クラウドソーシングを利用した音声了解度実験 
サブタイトル(和) ウェブページ制作からデータスクリーニング 
タイトル(英) Speech Intelligibility Experiments using crowdsourcing 
サブタイトル(英) from designing Web page to Data screening 
キーワード(1)(和/英) 音声了解度 / speech Intelligibility  
キーワード(2)(和/英) 主観評価 / subjective evaluation  
キーワード(3)(和/英) 客観指標 / objective index  
キーワード(4)(和/英) 遠隔実験 / remote testing  
キーワード(5)(和/英) クラウドソーシング / crowd sourcing  
キーワード(6)(和/英) 信頼性 / reliability  
キーワード(7)(和/英) データスクリーニング / data screening  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 山本 絢子 / Ayako Yamamoto / ヤマモト アヤコ
第1著者 所属(和/英) 和歌山大学 (略称: 和歌山大)
Wakayama University (略称: Wakayama Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 入野 俊夫 / Toshio Irino / イリノ トシオ
第2著者 所属(和/英) 和歌山大学 (略称: 和歌山大)
Wakayama University (略称: Wakayama Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 新井 賢一 / Kenichi Arai / アライ ケンイチ
第3著者 所属(和/英) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (略称: NTT)
NTT Communication Science Laboratories (略称: NTT)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 荒木 章子 / Shoko Araki / アラキ ショウコ
第4著者 所属(和/英) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (略称: NTT)
NTT Communication Science Laboratories (略称: NTT)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 小川 厚徳 / Atsunori Ogawa / オガワ アツノリ
第5著者 所属(和/英) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (略称: NTT)
NTT Communication Science Laboratories (略称: NTT)
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) 木下 慶介 / Keisuke Kinoshita / キノシタ ケイスケ
第6著者 所属(和/英) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (略称: NTT)
NTT Communication Science Laboratories (略称: NTT)
第7著者 氏名(和/英/ヨミ) 中谷 智広 / Tomohiro Nakatani / ナカタニ トモヒロ
第7著者 所属(和/英) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (略称: NTT)
NTT Communication Science Laboratories (略称: NTT)
第8著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第8著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第9著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第9著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第10著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第10著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第11著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第11著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第12著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第12著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第13著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第13著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第14著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第14著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第15著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第15著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第16著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第16著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第17著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第17著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第18著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第18著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第19著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第19著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第20著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第20著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
講演者 第1著者 
発表日時 2021-06-18 15:00:00 
発表時間 120分 
申込先研究会 SP 
資料番号 SP2021-5 
巻番号(vol) vol.121 
号番号(no) no.66 
ページ範囲 pp.25-30 
ページ数
発行日 2021-06-11 (SP) 


[研究会発表申込システムのトップページに戻る]

[電子情報通信学会ホームページ]


IEICE / 電子情報通信学会