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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-06-21 14:30 多種深度カメラを用いた循環型農業のための生育度推定センシングシステムの開発と評価 ○村上諒太・山本 寛（立命館大）  IA2021-4 ICSS2021-4 |
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| 抄録 | （和） | 現在、日本では少子高齢化の進行に伴い、農業を含む第一次産業の就業人口の減少が問題になっている。農作業は高齢者にとって負担が大きく、作業の自動化や安定した収入の確保が急務となっている。 この問題を解決するために、水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた次世代の循環型農業であるアクアポニックスが注目されている。アクアポニックスとは魚の排泄物を微生物が分解し、作物が分解後の排泄物を栄養として吸収し、浄化された水が再び魚の水槽に戻るという、生産性と環境への配慮が両立できる持続可能な生産システムである。このシステムの運用では、微生物が魚の排泄物を適切に分解できるように温度や溶存酸素量を管理するだけでなく、作物や魚が正しく成長できていることを確認する必要がある。 特に、これまで目視で確認されていた水中の魚の生育度を自動的に推定することで、管理者の負担を低減するだけでなく、出荷時期や収穫高の予測が可能となり、収穫量の安定化や、 生産管理の効率化が見込まれる。 そこで本研究では、赤外線を利用する一般的な深度カメラだけでなく、複数のカメラを備えるステレオカメラも用いることで、作物だけでなく魚の大きさを定量化する機能を備えたセンシングシステムを研究開発する。このシステムは生育度の定量化に加えて、様々なセンサから得られた生育環境の状態に関する情報も併せて分析することで、微生物・作物・ 魚と環境の相互作用を明確化し、管理者によるアクアポニックスの運用を効率化することを目的としている。 |
| （英） | The traditional agricultural work is a heavy burden for the elderly, hence there is an urgent need to automate and improve the efficiency of this work. Therefore, in recent years, an aquaponics is attracting attention as a good alternative against the problem. The aquaponics is an efficient farming system that combines aquaculture and hydroponics. In the system, the bacteria decompose fish excrement, the plants absorb the decomposed excrement as nutrients, and the purified water returns to the fish tank. This cycle can greatly reduce the amount of consumption of the water and fertilizer. In order to keep the accurate cycle, the system should not only manage the environment so that the bacteria can properly decompose fish waste, but also measure the growth condition of the crops correctly. However, the automatic estimation of the growth rate of the fish in the water is a difficult problem. Therefore, in this study, we propose a new sensing system with a function to quantify the size of fish as well as plants by utilizing not only a general depth camera that uses infrared rays but also a stereo camera with multiple cameras. In addition, the proposed system also analyzes information on the state of the growth environment obtained from various sensors to clarify the interaction between bacteria, plants, fish, and the environment. | |
| キーワード | （和） | IoT / 画像認識 / BLE / 生育度推定 / 深度カメラ / アクアポニックス / / |
| （英） | IoT / Image analysis / BLE / Growth estimation / Depth camera / Aquaponics / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 68, IA2021-4, pp. 20-26, 2021年6月. | |
| 資料番号 | IA2021-4 | |
| 発行日 | 2021-06-14 (IA, ICSS) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IA2021-4 ICSS2021-4 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IA ICSS |
| 開催期間 | 2021-06-21 - 2021-06-22 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | インターネットセキュリティ、一般 |
| テーマ（英） | Internet Security, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | IA |
| 会議コード | 2021-06-IA-ICSS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 多種深度カメラを用いた循環型農業のための生育度推定センシングシステムの開発と評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Development and evaluation of growth estimation sensing system for aquaponics using multiple types of depth cameras |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | IoT / IoT |
| キーワード(2)（和/英） | 画像認識 / Image analysis |
| キーワード(3)（和/英） | BLE / BLE |
| キーワード(4)（和/英） | 生育度推定 / Growth estimation |
| キーワード(5)（和/英） | 深度カメラ / Depth camera |
| キーワード(6)（和/英） | アクアポニックス / Aquaponics |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 村上 諒太 / Ryota Murakami / ムラカミ リョウタ |
| 第1著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumei University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 寛 / Hiroshi Yamamoto / |
| 第2著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumei University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-06-21 14:30:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | IA |
| 資料番号 | IA2021-4, ICSS2021-4 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.68(IA), no.69(ICSS) |
| ページ範囲 | pp.20-26 |
| ページ数 | 7 |
| 発行日 | 2021-06-14 (IA, ICSS) |
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