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講演抄録/キーワード
講演名 2021-06-23 09:50
学習型AMPを用いた信号検出に関する基礎的検討
三好茉莉辻本若葉西村寿彦大鐘武雄小川恭孝萩原淳一郎佐藤孝憲北大RCS2021-31
抄録 (和) 近似メッセージ伝搬法(AMP)は大規模 MIMO 信号検出に適用可能であり,低演算量ながら高い信号検 出性能が得られることが知られている.しかし,AMP の適用条件,すなわち,大システム極限と観測行列の各要素が 独立同一なガウス分布に従うことが成立しない場合には特性が劣化してしまう.これまでの検討で,観測率と呼ばれ る受信信号数と送信信号数の比に,ある定係数を乗算することで特性劣化が軽減されることがわかった.しかし,そ の最適係数は送受信アンテナ数や SN 比などの条件によって異なる.本稿では,観測率を含む 2 つの項を独立なパラ メータに置換し,深層展開を応用した学習型 AMP として最適化を行なった.その結果,特性劣化が大きく軽減される とともに,ある程度広い範囲で適用可能であることがわかった. 
(英) Approximate message passing (AMP) is applicable to massive MIMO signal detection and achieves a high detection performance with low computational complexity. However, when two conditions required by AMP, i.e., the large system limit and a property that each entry of the channel matrix follows an independent and identically distributed complex Gaussian distribution, are not satisfied, the detection performance is severely degraded. It has been found that the degradation is relaxed by introducing a constant multiplier to the observation rate which is the ratio of the numbers of received to transmitted signals. The optimal value of the multiplier depends on the numbers of transmit and receive antennas, signal-to-noise ratio, and other conditions. In this paper, we replace two terms including the observation rate with independent parameters and optimize them by deep unfolding as a learned AMP. Simulation results show that the degradation is highly reduced by the optimized network and that the network is applicable to various channel conditions.
キーワード (和) MIMO / 近似メッセージ伝搬法 / 深層学習 / 深層展開 / 空間相関 / / /  
(英) MIMO / approximate message passing / deep learning / deep unfolding / spatial correlation / / /  
文献情報 信学技報, vol. 121, no. 72, RCS2021-31, pp. 13-18, 2021年6月.
資料番号 RCS2021-31 
発行日 2021-06-16 (RCS) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード RCS2021-31

研究会情報
研究会 RCS  
開催期間 2021-06-23 - 2021-06-25 
開催地(和) オンライン開催 
開催地(英) Online 
テーマ(和) 初めての研究会,リソース制御,スケジューリング,無線通信一般 
テーマ(英) First Presentation in IEICE Technical Committee, Resource Control, Scheduling, Wireless Communications, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 RCS 
会議コード 2021-06-RCS 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 学習型AMPを用いた信号検出に関する基礎的検討 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) A basic study on signal detection using learned approximate message passing 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) MIMO / MIMO  
キーワード(2)(和/英) 近似メッセージ伝搬法 / approximate message passing  
キーワード(3)(和/英) 深層学習 / deep learning  
キーワード(4)(和/英) 深層展開 / deep unfolding  
キーワード(5)(和/英) 空間相関 / spatial correlation  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 三好 茉莉 / Mari Miyoshi / ミヨシ マリ
第1著者 所属(和/英) 北海道大学 (略称: 北大)
Hokkaido University (略称: Hokkaido Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 辻本 若葉 / Wakaba Tsujimoto / ツジモト ワカバ
第2著者 所属(和/英) 北海道大学 (略称: 北大)
Hokkaido University (略称: Hokkaido Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 西村 寿彦 / Toshihiko Nishimura / ニシムラ トシヒコ
第3著者 所属(和/英) 北海道大学 (略称: 北大)
Hokkaido University (略称: Hokkaido Univ.)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 大鐘 武雄 / Takeo Ohgane / オオガネ タケオ
第4著者 所属(和/英) 北海道大学 (略称: 北大)
Hokkaido University (略称: Hokkaido Univ.)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 小川 恭孝 / Yasutaka Ogawa / オガワ ヤスタカ
第5著者 所属(和/英) 北海道大学 (略称: 北大)
Hokkaido University (略称: Hokkaido Univ.)
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) 萩原 淳一郎 / Junichiro Hagiwara / ハギワラ ジュンイチロウ
第6著者 所属(和/英) 北海道大学 (略称: 北大)
Hokkaido University (略称: Hokkaido Univ.)
第7著者 氏名(和/英/ヨミ) 佐藤 孝憲 / Takanori Sato / サトウ タカノリ
第7著者 所属(和/英) 北海道大学 (略称: 北大)
Hokkaido University (略称: Hokkaido Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2021-06-23 09:50:00 
発表時間 10分 
申込先研究会 RCS 
資料番号 RCS2021-31 
巻番号(vol) vol.121 
号番号(no) no.72 
ページ範囲 pp.13-18 
ページ数
発行日 2021-06-16 (RCS) 


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