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講演抄録/キーワード
講演名 2021-09-17 10:55
主観評価と脳波活動に基づく飲料の嗜好推定
徐 キョウ哲関西学院大)・片平建史早大)・山﨑陽一張 帆西田尚生玉井雄一郎関西学院大)・松嵜直幸サントリーグローバルイノベーションセンター)・長田典子関西学院大HIP2021-27
抄録 (和) 近年,製品価値の一つの側面として感性価値が着目されており,これをどのように評価,推定し,更には価値創出に繋げていくかに関心が持たれている.一般に,製品の価値や印象は主観評価により評価できるが,この方法では意識されないもしくは言語化されない心理状態を反映することができない.一方,神経科学分野における基礎的検討により,主観評価では取得できない無意識の心理状態が,価値の形成に寄与することが示唆されている.すなわち,製品の価値を精度良く推定するためには,意識的・無意識的の両方の心理状態を用いる必要がある.しかしそれがどの程度の精度向上をもたらすかは明らかになっていない.そこで,本研究では,飲料の嗜好を評価対象として,主観(感情反応)・生理(脳波活動)データを同時に収集する手法を提案し,嗜好推定モデルを構築した.推定結果では,主観評価のみ,あるいは脳波活動のみで構築した推定モデルより,両方を同時に用いたモデルの方が高い推定力を示した.すなわち,意識的・無意識的心理反応が同時に人の嗜好評価に影響を与えていることが改めて確認された. 
(英) In recent years, many studies have tried to quantify Kansei values and found that human psychological and physiological reactions have certain effects. To further examine the relationships among psychological reactions, physiological reactions, and Kansei values, the main purpose of this study is to construct a predictive model for beverage preference evaluation. However, we found that the problem of how to obtain psychological and physiological reaction data without affecting people’s Kansei value evaluations has not been solved well. Therefore, this study proposes using an arm robot instead of a human to perform a series of actions when drinking, which solves the problem of measuring psychological and physiological reactions simultaneously. Using the psychological and physiological reactions collected by this method, we completed a predictive model of people’s preference evaluations. Our model’s prediction accuracy is higher than that of the model using psychological evaluation or physiological reaction alone. This result proves again that psychological and physiological reactions do affect people’s preference evaluation simultaneously. Through the model comparison, we also get the result that the evaluation of people’s preference for beverages has been formed in tasting the beverages in the mouth.
キーワード (和) モデル推定 / 意識的・無意識的心理反応 / 感性価値 / / / / /  
(英) Estimated model / Conscious and unconscious psychological reactions / Kansei value / / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 121, no. 177, HIP2021-27, pp. 31-36, 2021年9月.
資料番号 HIP2021-27 
発行日 2021-09-09 (HIP) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード HIP2021-27

研究会情報
研究会 HIP  
開催期間 2021-09-16 - 2021-09-17 
開催地(和) オンライン開催 (Zoom) 
開催地(英) Online (Zoom) 
テーマ(和) 「顔・身体学」および「ヒューマン情報処理一般」 
テーマ(英) Face & Body, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 HIP 
会議コード 2021-09-HIP 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 主観評価と脳波活動に基づく飲料の嗜好推定 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Beverage's preference estimation based on emotional reaction and EEG activity 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) モデル推定 / Estimated model  
キーワード(2)(和/英) 意識的・無意識的心理反応 / Conscious and unconscious psychological reactions  
キーワード(3)(和/英) 感性価値 / Kansei value  
キーワード(4)(和/英) /  
キーワード(5)(和/英) /  
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キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 徐 キョウ哲 / Kuangzhe Xu / ジョ キョウテツ
第1著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関西学院大)
Kwansei Gakuin University (略称: KGU)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 片平 建史 / Kenji Katahira / カタヒラ ケンジ
第2著者 所属(和/英) 早稲田大学 (略称: 早大)
Waseda University (略称: WU)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 山﨑 陽一 / Yoichi Yamazaki / ヤマザキ ヨウイチ
第3著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関西学院大)
Kwansei Gakuin University (略称: KGU)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 張 帆 / zhang fan / チョウ ハン
第4著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関西学院大)
Kwansei Gakuin University (略称: KGU)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 西田 尚生 / Naoki Nishida / ニシダ ナオキ
第5著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関西学院大)
Kwansei Gakuin University (略称: KGU)
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) 玉井 雄一郎 / Yuichiro Tamai / タマイ ユウイチロウ
第6著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関西学院大)
Kwansei Gakuin University (略称: KGU)
第7著者 氏名(和/英/ヨミ) 松嵜 直幸 / Naoyuki Matsuzaki / マツザキ ナオユキ
第7著者 所属(和/英) サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 (略称: サントリーグローバルイノベーションセンター)
Suntory Global Innovation Center Limited (略称: Suntory Global Innovation Center)
第8著者 氏名(和/英/ヨミ) 長田 典子 / Noriko Nagata / ナガタ ノリコ
第8著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関西学院大)
Kwansei Gakuin University (略称: KGU)
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講演者 第1著者 
発表日時 2021-09-17 10:55:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 HIP 
資料番号 HIP2021-27 
巻番号(vol) vol.121 
号番号(no) no.177 
ページ範囲 pp.31-36 
ページ数
発行日 2021-09-09 (HIP) 


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