講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-03-08 11:10
意味情報と入出力例を用いた正規表現の用例検索システムresemの提案 ○竹重拓輝・柗本真佑・楠本真二(阪大) SS2021-60 |
抄録 |
(和) |
プログラミングにおける強力かつ汎用的な文字列処理の仕組みとして,正規表現が広く知られている.一方で,その利用には一定の難しさがあるとされている.正規表現の利用を支援する方法の一つとして,過去の用例を参考にして再利用するという方法が考えられる.しかし,再利用するパターンの検索には課題が存在する.Web検索はその検索対象の広さから効率的な検索は難しい.API検索やスニペット検索は対象をソースコードに絞っているが,正規表現パターンの再利用というシナリオにおいてはその利用は適当であるとはいえない.本研究では,正規表現におけるパターンの効率的な再利用を目的とし,正規表現の用例検索システムresemを提案する.resemはパターンの意味を検索クエリとして受け付け,検索結果の用例には対応する入出力例を併記する.これらの特徴からパターン作成における,目的の処理の分析や特殊文字の読み取りに係るユーザーの負担を軽減する.また,resemの有用性を評価するため被験者実験を行い,パターン記述に要する時間を減少させることを確認した. |
(英) |
|
キーワード |
(和) |
正規表現 / 用例検索 / 動的解析 / 静的解析 / 再利用 / 文字列処理 / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 121, no. 416, SS2021-60, pp. 109-114, 2022年3月. |
資料番号 |
SS2021-60 |
発行日 |
2022-02-28 (SS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
査読に ついて |
本技術報告は査読を経ていない技術報告であり,推敲を加えられていずれかの場に発表されることがあります. |
PDFダウンロード |
SS2021-60 |