講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-03-11 15:50
遠隔操船のための機械学習を応用した映像伝送負荷軽減システムの開発 ○近藤駿一・羽深広夢・大島浩太(東京海洋大) NS2021-161 |
抄録 |
(和) |
船舶におけるICT利用や遠隔操船への注目が高まっており,船舶から陸上への映像伝送の需要が高まっている.しかし,無線通信速度には上限や利用場所による変動があり,高画質の映像伝送を常に行えるわけではないという課題がある.本稿では,船舶で撮影した映像から機械学習により注目すべき対象を認識・切り出し,それ以外の背景映像を縮小などの画像処理により低容量化することで,送信すべきデータ容量を低減する手法について述べる.さらに,検出物体をフレーム間でトレーシングすることで同一の検出物体を把握し,検出物体のクラスに応じて送信頻度を制御することで,送信すべきデータ容量の低減を図る.提案方式を実装し,実験用に構築した2端末での送受信環境における評価から,提案手法のデータ容量の低減効果を検証した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
機械学習 / 物体検出 / エッジコンピューティング / 遠隔操船 / / / / |
(英) |
Machine learning / Object detection / Edge computing / Remote Operation / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 121, no. 433, NS2021-161, pp. 230-235, 2022年3月. |
資料番号 |
NS2021-161 |
発行日 |
2022-03-03 (NS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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