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講演抄録/キーワード
講演名 2022-09-16 14:00
車車間通信におけるコンテンションウィンドウサイズとキャリアセンスレベルに関する―考察
佐藤裕真藤井雅弘宇都宮大ITS2022-8
抄録 (和) 日本国内でのITS無線通信規格としてARIB STD T-109が策定されており,アクセス制御方式としてCSMA/CA (Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance) が採用されている.
CSMA/CAではバックオフ時間を決定する際,0からCWSまでの範囲の一様乱数が用いられ,ARIB STD T-109ではコンテンションウィンドウサイズCWSが63に定められている.
また,チャネルの状態を判断する際の閾値であるキャリアセンスレベルは-53dBmに定められている.
これらの機能によりCSMA/CAは送信フレームの衝突回避と検出を行うことができるが,残バックオフ時間の一致や隠れ端末問題によるフレームの衝突の発生は完全に排除されない.
本稿では,残バックオフ時間の一致を回避するためコンテンションウィンドウサイズと,隠れ端末問題を回避するためキャリアセンスレベルをパラメータとして計算機シミュレーションを行い,通信性能の評価を行う. 
(英) ARIB STD T-109 has been established as the ITS wireless communication standard in Japan, and CSMA/CA is used as the access control method.
In CSMA/CA, a uniform random number in the range from 0 to CWS is used to determine the backoff time, and ARIB STD T-109 defines the contention window size CWS to be 63.
The carrier sense level, which is a threshold for determining the channel state, is set at -53 dBm.
Although these functions allow CSMA/CA to avoid and detect collisions in transmitted frames, they do not completely avoid the occurrence of frame collisions due to remaining backoff time matching and hidden terminal problems.
In this paper, we evaluate communication performances by computer simulations with the parameters of the contention window size to avoid the match of residual backoff time and the carrier sense level to avoid the hidden terminal problem.
キーワード (和) 車車間通信 / CSMA/CA / コンテンションウィンドウサイズ / キャリアセンスレベル / / / /  
(英) Inter-Vehicle Communication / CSMA/CA / Contention window size / Carrier sense level / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 122, no. 190, ITS2022-8, pp. 12-16, 2022年9月.
資料番号 ITS2022-8 
発行日 2022-09-09 (ITS) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード ITS2022-8

研究会情報
研究会 ITS IEE-ITS IPSJ-ITS  
開催期間 2022-09-16 - 2022-09-16 
開催地(和) ワイム貸会議室 お茶の水 RoomD 
開催地(英) Waim Meeting Room 
テーマ(和) ITS一般 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 ITS 
会議コード 2022-09-ITS-ITS-ITS 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 車車間通信におけるコンテンションウィンドウサイズとキャリアセンスレベルに関する―考察 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Considerations on Contention Window Size and Carrier Sense Level in Inter-Vehicle Communications 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 車車間通信 / Inter-Vehicle Communication  
キーワード(2)(和/英) CSMA/CA / CSMA/CA  
キーワード(3)(和/英) コンテンションウィンドウサイズ / Contention window size  
キーワード(4)(和/英) キャリアセンスレベル / Carrier sense level  
キーワード(5)(和/英) /  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 佐藤 裕真 / Yuma Sato / サトウ ユウマ
第1著者 所属(和/英) 宇都宮大学 (略称: 宇都宮大)
Utsunomiya University (略称: Utsunomiya Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 藤井 雅弘 / Masahiro Fujii / フジイ マサヒロ
第2著者 所属(和/英) 宇都宮大学 (略称: 宇都宮大)
Utsunomiya University (略称: Utsunomiya Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2022-09-16 14:00:00 
発表時間 20分 
申込先研究会 ITS 
資料番号 ITS2022-8 
巻番号(vol) vol.122 
号番号(no) no.190 
ページ範囲 pp.12-16 
ページ数
発行日 2022-09-09 (ITS) 


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