講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-09-22 10:30
推薦対象に変身する擬態エージェントの提案 ○福嶋 稜(日大)・鈴木啓介(専修大)・川島遼介(日大)・八木拓真(東大)・馬場 惇・岩本拓也・遠藤大介(サイバーエージェント)・宮田章裕・大澤正彦(日大) CNR2022-9 |
抄録 |
(和) |
エージェントによる商品推薦を行う際,ユーザがエージェントの動きと外観に注意を向けすぎることにより,説明対象物に注意が向かない問題が指摘されている.
この問題に対して既存研究では,説明対象自体が推薦を行う自己推薦が提案され,説明対象にユーザの注意を向けさせる効果が得られているが,ユーザに推薦をする機会が通常のエージェントと比較して減少するという問題が報告されている.
本研究ではエージェントの姿でユーザを立ち止めさせ,立ち止まった後にエージェントが説明対象に姿を変えて自己推薦を行う「擬態エージェント」を提案する.
評価実験では擬態エージェント,自己推薦のみを行うエージェント,説明対象物の横で推薦をする通常のエージェントの3つの形態をCGで実装し,
動画視聴実験及びオプトアウト方式のフィールド実験によりそれらを比較した.
擬態エージェントは推薦情報への注意およびユーザの立ち止まり数がいずれも高水準となることを仮説としたが,結果は両実験ともに仮説を支持するものではなかった.
しかし,擬態エージェントは比較した2つのエージェントと比べ注意を引く能力が同等であることが示された. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
ヒューマンエージェントインタラクション / CGエージェント / 商品推薦 / 自己推薦エージェント / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 193, CNR2022-9, pp. 7-12, 2022年9月. |
資料番号 |
CNR2022-9 |
発行日 |
2022-09-15 (CNR) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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