講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-11-25 11:05
CSIを用いた三次元構造復元に関する一検討 ○生尾夏輝・加藤空知・新宮裕章・藤橋卓也(阪大)・村上友規(NTT)・渡辺 尚・猿渡俊介(阪大) SeMI2022-58 |
抄録 |
(和) |
電波伝搬中に生じる振幅・位相の変化量を用いて,ある対象や空間に対応する 2 次元画像や 2 次元映像を生成するワイヤレスセンシングの研究が進められている.得られた 2 次元画像・2 次元映像は画像処理に基づく物体認識,距離測定などに用いることができる.一方で,得られた 2 次元画像は特定の視点からの視覚情報である.センシング対象を多視点から観察できるようにするために,本稿では Channel State Information (CSI) から対象の 3 次元構造に相当する点群を生成する CSI2PC を提案する.より具体的には,生成器・判別器から成る Generative AdversarialNetwork (GAN),Graph Neural Network (GNN) に基づくネットワーク構造を用いて CSI から点群を生成する.また,生成した点群がより正確にセンシング対象を表現できるようにするため,生成器・判別器を同時学習する前に生成器の事前学習を導入するとともに,損失関数として 3 次元空間上の点間距離を示す Chamfer distance を採用した.実験結果から生成器の事前学習を導入した場合,生成器の事前学習がない場合と比較して点群の生成品質を約 8.6 ポイント向上できることがわかった. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
ワイヤレスセンシング / 点群 / Generative Adversarial Network, Graph Neural Network / / / / / |
(英) |
Wireless sensing / Point cloud / Generative Adversarial Network, Graph Neural Network / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 278, SeMI2022-58, pp. 31-36, 2022年11月. |
資料番号 |
SeMI2022-58 |
発行日 |
2022-11-17 (SeMI) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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