講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-12-16 14:30
高電磁ノイズに対するCANビット誤り補正手法の再検討 ○後藤 亘・横山慎悟・大原 衛・福本 聡(都立大) DC2022-76 |
抄録 |
(和) |
CAN (Controller Area Network) は,事実上の標準車載ネットワークであり,自動車システムを制御するうえで重要な要素技術のひとつである.近年,ハイブリッド自動車や電気自動車の普及に伴い,それらに搭載されるスイッチング電源(SMPS)からの高電磁ノイズが新たな動作障害の要因として懸念されている.現在 CAN では,通信ケーブルに電磁シールドを施すなどの EMC 技術が対策の主流であるが,高コストかつ車体重量の増大をもたらすなどの課題がある.著者らの研究グループでは,EMC 技術とは異なるノイズ耐性強化手法のアプローチとして,バス電位に着目したビット誤り補正を提案している.一方,高調波ノイズによる CAN バスのビット誤りの原因が同相ノイズにあることが報告されている.本研究ではこの最新の知見を反映して,提案している誤り補正手法の有効性を再検討する.検証環境を再設計し,提案手法であるバス電位補正を用いて,フレームロス率などを再評価する. |
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キーワード |
(和) |
Controller Area Network(CAN) / EMI / EMC / バス電位補正 / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 318, DC2022-76, pp. 21-25, 2022年12月. |
資料番号 |
DC2022-76 |
発行日 |
2022-12-09 (DC) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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DC2022-76 |