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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2023-01-25 13:55 バイナリ差分を用いたコンテナイメージ更新の高速化 ○松本直樹・小谷大祐・岡部寿男（京大）  IA2022-70 |
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| 抄録 | （和） | コンテナ技術は Linux における実行環境の分離技術である。コンテナのファイル群を集約したコンテナイメージを配布することで、必要なライブラリ等が既に整備された状態の実行環境を利用でき、最新イメージを転送することで更新も容易に行うことができる。しかし、コンテナイメージは数十～数百 MB のデータであり、転送にはネットワーク資源を多く要求する。サービスへ悪影響を与えないためにコンテナイメージの更新は迅速に行う必要があるが、ネットワーク資源が制限される環境においてコンテナイメージの転送や展開に時間を要する問題が生じている。 本論文では、バイナリ差分を用いてイメージ更新に要するデータサイズを削減することで、ネットワーク資源が制限された環境におけるイメージ更新を高速化する手法を提案する。提案手法により、多種多様なファイルが含まれるコンテナイメージにおいて、一部のファイルを除きバイナリ差分は有効であり、更新に要するデータサイズを既存手法の約 5～40% に削減でき、転送時間も同様に削減できることを確認した。また、提案手法を用いることによるコンテナ内のアプリケーションの性能劣化は限定的であり、許容できることを確認した。 |
| （英） | Container is an execution environment isolation technology for Linux. By distributing container images that consolidate files for applications, it is possible to use an execution environment that has necessary libraries, and updates can be easily performed by transferring the latest image. However, container images include tens or hundreds of megabytes of data and require large amounts of network resources. Container images need to be updated quickly to avoid negative effects on services, it requires time to transfer and deploy container images in environments where network resources are restricted. In this paper, we propose a method to speed up image updating in such environments by reducing the data size required for image updating using binary delta encoding. We confirmed that the proposed method is effective for container images that contain a wide variety of files except for some files, and that the data size required for updating can be reduced to 5-40% of that of an existing method. We also confirmed that the performance degradation of the application in the container by using the proposed method is limited and acceptable. | |
| キーワード | （和） | コンテナイメージ / バイナリ差分 / 差分符号化 / / / / / |
| （英） | Container Image / Binary Delta Encoding / Delta Encoding / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 122, no. 359, IA2022-70, pp. 14-21, 2023年1月. | |
| 資料番号 | IA2022-70 | |
| 発行日 | 2023-01-18 (IA) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IA2022-70 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IA |
| 開催期間 | 2023-01-25 - 2023-01-25 |
| 開催地（和） | 関西学院大学 大阪梅田キャンパス (大阪府) |
| 開催地（英） | Osaka Umeda Campus, Kwansei Gakuin University (Osaka) |
| テーマ（和） | センサー ネットワーク, IoT, M2M, 一般, 及び IA2022 - Workshop on Internet Architecture and Applications 2022 |
| テーマ（英） | Sensor Network, IoT, M2M, etc., and IA2022 - Workshop on Internet Architecture and Applications 2022 |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | IA |
| 会議コード | 2023-01-IA |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | バイナリ差分を用いたコンテナイメージ更新の高速化 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Fast Container Image Updating with Binary Delta Encoding |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | コンテナイメージ / Container Image |
| キーワード(2)（和/英） | バイナリ差分 / Binary Delta Encoding |
| キーワード(3)（和/英） | 差分符号化 / Delta Encoding |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
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| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松本 直樹 / Naoki Matsumoto / マツモト ナオキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小谷 大祐 / Daisuke Kotani / コタニ ダイスケ |
| 第2著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 岡部 寿男 / Yasuo Okabe / オカベ ヤスオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2023-01-25 13:55:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | IA |
| 資料番号 | IA2022-70 |
| 巻番号（vol） | vol.122 |
| 号番号（no） | no.359 |
| ページ範囲 | pp.14-21 |
| ページ数 | 8 |
| 発行日 | 2023-01-18 (IA) |
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