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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2023-01-28 16:20 1バック課題時に誘導される飽きと脳波 堤 喜彬・○夏目季代久（九工大）  NLP2022-93 NC2022-77 |
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| 抄録 | （和） | 飽 き は簡単な 課題 を 繰り返 し 行 ってい る と 生 じ る 感情 であ る 。 飽 きやすい人 は周囲 の 事物 に 対 す る 神経学的 な 反応 が 急速 に 低下 す る と 分 か ってい る 。 また注意力の低下が 「物事に没頭 す る能力」 と「自分がしたい事を 見 つ け る 能力 」 を 低下 さ せ 、 退屈 が増大す る。 さ らに飽 きには5種類あ る。 注意力が関 わ る 脳 機能 に ワーキングメモリ WM があ る。 そのワーキングメモリには前頭θ波が関わってお り、注意力には頭頂α波が 関 わ ってい る 。し か し、WMが 関 わ る 課題 を 繰り返 し行 った時、 WMがど のように変化 す る か、またど の よう な種類の「飽 き」 が生 じ る か 明 ら か になってい ない。 そこで 本研究で は 、 WMが 関与 す る 1-バック 課題 を 繰り返 し 行 い、「 飽 き 」 を 誘導 し 、 その時、 WM能力 、 関連 脳波 に どのよう な 変化 が 生 じ る か明 ら か に す る 事 を 目的 と した 。 1-バック課題 を 繰り返 し 行 う と 、 ミス が 増 え 、 反応時間 が 延長 し 、 「 飽 き 」 を 生 じ た。 ま た 飽 き が 生 じ る 前 に 、 右 中心部、 右頭頂部のα波 パワ ー が 減少 し た 。 ま た 無関心型の飽 きが誘導 された。 以上の結果は 、α波 の 活性化 は 脳 の 抑制 を 意味 す る ので 、 飽 き 誘導前 に 、 脳が活性化 し、 課題と関連しない事に関心が向き、課題に対す るエラー 、 反応時間が延長 し たと考 え ら れ る 。 ま た そ の 様子 を 脳 が モニタ ー し てお り 、 飽 き が 生 じ た と 考 え ら れ る 。 |
| （英） | Boredom is an emotion that arises when a simple task is performed repeatedly. People who are easily bored have been found to have a rapidly declining neurological response to the things around them. Boredom is also increased by decreased attention span, which decreases the ability to "lose oneself in things" and "find things one wants to do. In addition, there are five types of boredom. One brain function that involves attention is working memory (WM). Working memory involves frontal theta waves, and attention involves parietal alpha waves. However, it has not been clarified how WM changes and what type of "boredom" occurs when a task involving WM is repeatedly performed. In this study, we aimed to clarify what kind of changes occur in WM ability and related EEG when "boredom" is induced by repeated 1-back tasks involving WM. 1-back tasks increased errors, prolonged reaction time, and caused "boredom". Before the onset of boredom, alpha wave power in the right central and right parietal regions decreased. Indifferent-type boredom was also induced. These results suggest that the activation of alpha waves means inhibition of the brain, and therefore, before the induction of boredom, the brain was activated, and interest was directed to things unrelated to the task, resulting in prolongation of errors and reaction time to the task. The brain also monitored the situation, which is thought to have led to boredom. | |
| キーワード | （和） | 飽 き / ワーキングメモリ / 脳波 / 注意 / 1バック課題 / / / |
| （英） | Boredom / Working Memory / EEG / Attention / 1-Back Task / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 122, no. 373, NLP2022-93, pp. 64-69, 2023年1月. | |
| 資料番号 | NLP2022-93 | |
| 発行日 | 2023-01-21 (NLP, NC) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NLP2022-93 NC2022-77 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC NLP |
| 開催期間 | 2023-01-28 - 2023-01-29 |
| 開催地（和） | 公立はこだて未来大学 |
| 開催地（英） | Future University Hakodate |
| テーマ（和） | NC, NLP, 一般 |
| テーマ（英） | NC, NLP, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NLP |
| 会議コード | 2023-01-NC-NLP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 1バック課題時に誘導される飽きと脳波 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | The boredom and electroencephalography induced during 1-back working-memory task |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 飽 き / Boredom |
| キーワード(2)（和/英） | ワーキングメモリ / Working Memory |
| キーワード(3)（和/英） | 脳波 / EEG |
| キーワード(4)（和/英） | 注意 / Attention |
| キーワード(5)（和/英） | 1バック課題 / 1-Back Task |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 堤 喜彬 / Yoshiaki Tsutsumi / ツツミ ヨシアキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州工業大学 (略称： 九工大) Kyushu Institute of Technology (略称： KIT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 夏目 季代久 / Kiyohisa Natsume / ナツメ キヨヒサ |
| 第2著者 所属（和/英） | 九州工業大学 (略称： 九工大) Kyushu Institute of Technology (略称： KIT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第2著者 |
| 発表日時 | 2023-01-28 16:20:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NLP |
| 資料番号 | NLP2022-93, NC2022-77 |
| 巻番号（vol） | vol.122 |
| 号番号（no） | no.373(NLP), no.374(NC) |
| ページ範囲 | pp.64-69 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2023-01-21 (NLP, NC) |
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