講演抄録/キーワード |
講演名 |
2023-03-13 15:30
球面収差自動補正システムを応用した生体脳水組成推定 ○郷間 葵(お茶の水女子大)・足立尚哉・上 喜裕・樋口香織・宮脇敦史(理研)・毛内 拡(お茶の水女子大) NC2022-96 |
抄録 |
(和) |
マウス生体脳では、特に脳深部や老齢化脳において球面収差が高分解能光学イメージングを妨げている。球面収差のない画像を得るために、我々は球面収差自動補正システムを開発した。しかし、従来のコントラストを用いたアルゴリズム(Peak-C)を検証した結果、低SN比画像では最適補正環位置決定が困難であることが判明した。ここでは、ノイズに頑強である空間周波数ベースのアルゴリズム(Peak-F)を提案する。ベンチマーク画像を用いて、様々な強度のホワイトノイズを加え、Peak-CとPeak-Fの性能を評価した結果、Peak-Fはノイズ頑強であることが示された。さらに、Peak-Fはサチュレーションに対しても頑強であった。最後に、Peak-Fを2光子顕微鏡に実装することでマウス生体脳深部観察へ応用可能であることを報告した。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
脳脊髄液 / 細胞間質液 / 球面収差 / 2光子顕微鏡 / 屈折率 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 425, NC2022-96, pp. 31-34, 2023年3月. |
資料番号 |
NC2022-96 |
発行日 |
2023-03-06 (NC) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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