講演抄録/キーワード |
講演名 |
2023-03-14 14:35
スペクトラムに基づく欠陥限局に適したプログラム構造の再調査 ○久保光生・肥後芳樹・楠本真二(阪大) SS2022-52 |
抄録 |
(和) |
プログラムに含まれる欠陥箇所を自動で推測する方法として,スペクトラムに基づく欠陥限局(SBFL)がある.
SBFL では,各テストケースの成否と実行経路情報をもとに欠陥箇所を特定する.
同じ機能を持つプログラムでも,その構造によってSBFL の欠陥限局精度には差が生じる.
よって,プログラム構造をSBFL に適する形に変更することで,機能を保ちつつSBFL の精度向上が期待される.
先行研究ではSBFL に適するプログラム構造を発見するために,SBFL スコアが提案された.
SBFL スコアはプログラムがSBFL にどの程度適しているかを評価する指標の1 つである.
また,先行研究では,同じ機能を持つが構造の異なるプログラムペアを対象としてSBFL スコアを計測し,SBFL スコアが高くなるプログラム構造を得ている.
しかし,実験対象のプログラム数が10個,ミューテーション演算子が11 種類と少ないことが課題であった.
そこで本研究では,実験対象のプログラム数を約36 倍,ミューテーション演算子の種類数を約2.5 倍にして実験を行った.
実験の結果,新たにSBFL スコアを高めるプログラム構造が3 つ特定できた. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
SBFL / ミューテーションテスト / ソフトウェア品質モデル / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 432, SS2022-52, pp. 31-36, 2023年3月. |
資料番号 |
SS2022-52 |
発行日 |
2023-03-07 (SS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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