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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2023-06-15 16:00 雑音による非線形性の緩和に関する基礎的理論研究 ○小松和暉（豊橋技科大）・宮路祐一（愛知工大）・上原秀幸（豊橋技科大）  RCS2023-60 |
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| 抄録 | （和） | 1ビット量子化器を用いる通信においては，所望信号に雑音を加えることで量子化誤差を抑制できるディザリングや確率共鳴と呼ばれる現象が報告されている． 現在，この現象についてシングルキャリア信号においては理論研究や実機実験など包括的な研究結果が報告されており，OFDMのようなマルチキャリア信号においては実機実験による研究が進められている． 本報告では，2次元フーリエ・ラゲール級数展開を用いることで研究対象を一般の無記憶非線形関数まで拡大し，複素包絡線が複素正規分布するような弱定常過程の入力信号に対する非線形素子の特性を理論解析する． 理論解析の結果，入力信号に対して超広帯域の雑音を印加することでミラーイメージ成分以外の任意の無記憶非線形性を緩和できることを示す． また，1ビット量子化器を用いるOFDM受信機を例に挙げて，電力スペクトル密度とビット誤り率の観点から理論解析とシミュレーションを比較し，導出した理論解析結果が有効であることを示す． |
| （英） | In communication systems using one-bit quantizers, a phenomenon called dithering or stochastic resonance, which can suppress quantization errors by adding noise to the desired signal, has been reported. Regarding this phenomenon, theoretical and experimental studies have been reported for single-carrier signals, and also experimental studies have been reported for multi-carrier signals such as orthogonal frequency division multiplexing (OFDM). In this report, we extend the study target to general memoryless nonlinear functions by using the two-dimensional Fourier-Laguerre series expansion, and theoretically analyze the characteristics of the nonlinear element for the input signal of the weak stationary process in which the complex envelope has the complex normal distribution. As a result of theoretical analysis, it is shown that arbitrary memoryless nonlinearity except for the mirror image component can be relaxed by adding wide-band noise to the desired signal. In addition, taking an OFDM receiver using one-bit quantizers as an example, we compare the theoretical analysis with the simulation from the viewpoint of power spectral density and bit error rate, and show that the derived theoretical analysis results are valid. |
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| キーワード | （和） | 非線形性 / 確率共鳴 / 理論解析 / / / / / |
| （英） | Nonlinearity / Stochastic Resonance / Theoretical Analysis / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 123, no. 76, RCS2023-60, pp. 188-193, 2023年6月. | |
| 資料番号 | RCS2023-60 | |
| 発行日 | 2023-06-07 (RCS) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2023-60 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | RCS |
| 開催期間 | 2023-06-14 - 2023-06-16 |
| 開催地（和） | 北海道大学 + オンライン開催 |
| 開催地（英） | Hokkaido University, and online |
| テーマ（和） | 初めての研究会，リソース制御，スケジューリング，無線通信一般 |
| テーマ（英） | First Presentation in IEICE Technical Committee, Resource Control, Scheduling, Wireless Communications, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2023-06-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 雑音による非線形性の緩和に関する基礎的理論研究 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Noise-Assisted Relaxation of Nonlinearity: A Basic Theoretical Study |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 非線形性 / Nonlinearity |
| キーワード(2)（和/英） | 確率共鳴 / Stochastic Resonance |
| キーワード(3)（和/英） | 理論解析 / Theoretical Analysis |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小松 和暉 / Kazuki Komatsu / コマツ カズキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 (略称： 豊橋技科大) Toyohashi University of Technology (略称： Toyohashi Univ. of Tech.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 宮路 祐一 / Yuichi Miyaji / ミヤジ ユウイチ |
| 第2著者 所属（和/英） | 愛知工業大学 (略称： 愛知工大) Aichi Institute of Technology (略称： Aichi Inst. of Tech.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 上原 秀幸 / Hideyuki Uehara / ウエハラ ヒデユキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 (略称： 豊橋技科大) Toyohashi University of Technology (略称： Toyohashi Univ. of Tech.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2023-06-15 16:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2023-60 |
| 巻番号（vol） | vol.123 |
| 号番号（no） | no.76 |
| ページ範囲 | pp.188-193 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2023-06-07 (RCS) |
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