講演抄録/キーワード |
講演名 |
2023-07-14 10:00
データプレーンプログラミング言語P4ソフトウェアスイッチの機能および性能の比較実験 ~ BMv2とT4P4S ~ ○熊副和美・柴田将拡・鶴 正人(九工大) ICM2023-19 |
抄録 |
(和) |
データプレーンプログラミング言語P4 は、その抽象性(abstraction) から、ソフトウェアスイッチ、スマートNIC、ハードウェアスイッチなど様々な環境で利用可能である。基本のソフトウェアP4 スイッチであるBMv2 は、実機だけでなくmininet 環境でも使え、P4 プログラミングにより実現される機能を手軽に検証することができるが、実装する機能によっては性能低下が見られた。そこで本稿では、処理性能の向上のためにDPDK を利用するP4 コンパイラーT4P4S を用いたソフトウェアP4 スイッチを利用し、P4 スイッチ内で利用される代表的な要素機能を対象として動作および性能の検証実験を行った結果を報告する。T4P4S を利用することで、BMv2 では性能低下が見られるシナリオにおいてもソフトウェアP4 スイッチの性能が維持できることを確認した。ただし、BMv2 ですでに実装されている要素機能でもT4P4S コンパイラに実装されていないものがあり、それらを利用するためにはC 言語での実装作業が必要となる。 |
(英) |
Due to its abstraction, the data-plane programming language P4 can work in various environments such as software switches, smart NICs, and hardware switches. BMv2, a basic software P4 switch, can run in the mininet environment as well as in actual devices, allowing easy verification of functions realized by P4 programming. On the other hand, BMv2 suffers from a performance degradation depending on the function to be implemented. In this report, therefore, we show the experimental results on the operational and performance evaluation of several elemental functions in P4 switches, using a
DPDK-based software P4 switch build by the T4P4S P4 compiler, which is expected to improve processing performance. By using T4P4S, the software P4 switch can perform well even in scenarios where performance degradation is observed in BMv2. However, some elemental functions included in standard BMv2 are not implemented in the T4P4S compiler, and thus some implementation work in C language is required to use them. |
キーワード |
(和) |
データプレーンプログラミング / P4 / BMv2 / DPDK / T4P4S / / / |
(英) |
data plane programming / P4 / BMv2 / DPDK / T4P4S / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 123, no. 111, ICM2023-19, pp. 40-45, 2023年7月. |
資料番号 |
ICM2023-19 |
発行日 |
2023-07-06 (ICM) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
ICM2023-19 |
研究会情報 |
研究会 |
ICM |
開催期間 |
2023-07-13 - 2023-07-14 |
開催地(和) |
サンリフレ函館 |
開催地(英) |
Sun Reflation Hakodate |
テーマ(和) |
エレメント管理,管理機能,理論・運用方法論,一般 |
テーマ(英) |
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講演論文情報の詳細 |
申込み研究会 |
ICM |
会議コード |
2023-07-ICM |
本文の言語 |
日本語 |
タイトル(和) |
データプレーンプログラミング言語P4ソフトウェアスイッチの機能および性能の比較実験 |
サブタイトル(和) |
BMv2とT4P4S |
タイトル(英) |
Experimental comparison of software switches for data plane programming language P4 |
サブタイトル(英) |
BMv2 and T4P4S |
キーワード(1)(和/英) |
データプレーンプログラミング / data plane programming |
キーワード(2)(和/英) |
P4 / P4 |
キーワード(3)(和/英) |
BMv2 / BMv2 |
キーワード(4)(和/英) |
DPDK / DPDK |
キーワード(5)(和/英) |
T4P4S / T4P4S |
キーワード(6)(和/英) |
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キーワード(7)(和/英) |
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キーワード(8)(和/英) |
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第1著者 氏名(和/英/ヨミ) |
熊副 和美 / Kazumi Kumazoe / クマゾエ カズミ |
第1著者 所属(和/英) |
九州工業大学 (略称: 九工大)
Kyushu Institute of Technology (略称: Kyutech) |
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) |
柴田 将拡 / Masahiro Shibata / シバタ マサヒロ |
第2著者 所属(和/英) |
九州工業大学 (略称: 九工大)
Kyushu Institute of Technology (略称: Kyutech) |
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) |
鶴 正人 / Masato Tsuru / ツル マサト |
第3著者 所属(和/英) |
九州工業大学 (略称: 九工大)
Kyushu Institute of Technology (略称: Kyutech) |
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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講演者 |
第1著者 |
発表日時 |
2023-07-14 10:00:00 |
発表時間 |
25分 |
申込先研究会 |
ICM |
資料番号 |
ICM2023-19 |
巻番号(vol) |
vol.123 |
号番号(no) |
no.111 |
ページ範囲 |
pp.40-45 |
ページ数 |
6 |
発行日 |
2023-07-06 (ICM) |
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