講演抄録/キーワード |
講演名 |
2023-10-31 14:00
[ポスター講演]高効率スワッピングによる低遅延化を実現する量子オーバーレイネットワーク構成法 ○松宮波弥汰・橘 拓至(福井大) |
抄録 |
(和) |
量子オーバーレイネットワーク(Quantum Overlay Network,QON)は,事前に生成した量子エンタングルメントを保存可能なストレージと,保存されたエンタングルメントで構成される.
QONでは,量子ストレージに保存された量子エンタングルメントを利用してエンタグルメントスワッピングを行うため量子テレポーテーションに必要なエンタグルメントスワッピング数を削減できる.
エンタングルメントスワッピング回数の削減によって通信遅延が減少する.
また,量子ストレージの欠点である忠実度の低下を,複数のエンタングルメントを使用するピュリフィケーションによって補完する.
そのため,QONによる通信遅延の削減は量子ストレージの配置,および量子ストレージの保存容量に依存する.
そこで本稿では,高効率なスワッピングを実現する低遅延なQON 構成法を提案する.
提案法では,QON上に量子ストレージを配置する最適化問題を定式化し,スワッピング回数の削減による低遅延化を実現する.
数値例より,総容量によらず他の手法よりも高効率なスワッピングを可能にし低遅延化を実現することができることを示す. |
(英) |
A quantum overlay network (QON) consists of multiple storages that store pre-generated quantum entanglements and the stored quantum entanglements.
in QON, entanglement swapping is performed using quantum entanglements stored in quantum storage, thereby reducing the number of entanglement swaps for quantum teleportation.
The transmission delay is reduced by avoiding entanglement swapping.
In addition, purification is used to improve fidelity of quantum teleportation.
Therefore, the reduction of transmission delay in QON depends on the placement of quantum storage and the storage capacity of quantum storage.
In this paper, we propose a low-latency QON configuration that achieves highly efficient swapping.
In the proposed method, an optimization problem is formulated to place quantum storages on QON to achieve low delay by reducing the number of swapping.
Numerical examples show that the proposed method enables more efficient swapping and lower transmission delay. |
キーワード |
(和) |
量子オーバーレイネットワーク / エンタングルメントスワッピング / ピュリフィケーション / / / / / |
(英) |
Quantum overlay network / Entanglement swapping / Purification / / / / / |
文献情報 |
信学技報 |
資料番号 |
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発行日 |
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ISSN |
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PDFダウンロード |
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研究会情報 |
研究会 |
RISING |
開催期間 |
2023-10-30 - 2023-10-31 |
開催地(和) |
北海道立道民活動センター かでる2・7 |
開催地(英) |
Kaderu 2・7 (Sapporo) |
テーマ(和) |
超知性通信ネットワークに関する研究,一般 |
テーマ(英) |
Cross-Field Research Association of Super-Intelligent Networking |
講演論文情報の詳細 |
申込み研究会 |
RISING |
会議コード |
2023-10-RISING |
本文の言語 |
日本語 |
タイトル(和) |
高効率スワッピングによる低遅延化を実現する量子オーバーレイネットワーク構成法 |
サブタイトル(和) |
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タイトル(英) |
Quantum Overlay Network Configuration Method for Low Latency with High Efficiency Swapping |
サブタイトル(英) |
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キーワード(1)(和/英) |
量子オーバーレイネットワーク / Quantum overlay network |
キーワード(2)(和/英) |
エンタングルメントスワッピング / Entanglement swapping |
キーワード(3)(和/英) |
ピュリフィケーション / Purification |
キーワード(4)(和/英) |
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キーワード(5)(和/英) |
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キーワード(6)(和/英) |
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キーワード(7)(和/英) |
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キーワード(8)(和/英) |
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第1著者 氏名(和/英/ヨミ) |
松宮 波弥汰 / Hayata Matsumiya / マツミヤ ハヤタ |
第1著者 所属(和/英) |
福井大学 (略称: 福井大)
University of Fukui (略称: Univ. Fukui) |
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) |
橘 拓至 / Takuji Tachibana / タチバナ タクジ |
第2著者 所属(和/英) |
福井大学 (略称: 福井大)
University of Fukui (略称: Univ. Fukui) |
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第4著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第20著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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講演者 |
第1著者 |
発表日時 |
2023-10-31 14:00:00 |
発表時間 |
45分 |
申込先研究会 |
RISING |
資料番号 |
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巻番号(vol) |
vol. |
号番号(no) |
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ページ範囲 |
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発行日 |
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