| 講演抄録/キーワード |
| 講演名 |
2026-02-19 15:00
意見偏向情報の明示化がSNSユーザの情報接触構造に与える影響 ○鳥谷部幸夫(早大)・鳥海不二夫(東大)・菅原俊治(早大) AI2025-17 |
| 抄録 |
(和) |
SNSにおける意見形成に関する研究では,エコーチェンバー形成やプラットフォーム側の介入による抑制が広く議論されてきた.しかし,ユーザ行動モデル自体に新たな指標を導入し,それを提示して形成や抑制のメカニズムを変化させる研究は未だ不十分である.本研究では,ユーザの周囲の意見の偏りを示す「意見偏向度」を提案し,それを投稿に付与する仕組みを提案し,その影響を調査する.本モデルを用いた実験の結果,偏った情報環境にいるユーザからの投稿を好まないユーザのみの環境では,リポスト先の選択に意見偏向度を提示することでフィード上の意見多様性が高く維持され,ネットワーク分離も抑制できることが分かった.この知見は,現実のSNSでも偏った同意見のユーザが多い状況では,多様な意見を取り入れているユーザの投稿をリポストによって拡散することでエコーチェンバー形成を抑制できることを示唆する.また,同質的で偏った情報環境のユーザを好むユーザのみの環境では,リポスト先の選択やリンクの再配線に意見偏向度による重み付けを利用することで,ネットワーク分離を防げるものの,フィード上の意見多様性の低下は防げなかった.この結果は,現実においても同意見のユーザのネットワークでは,構造の分離よりも情報提示のアルゴリズムやそれに対するユーザ行動がエコーチェンバー形成の抑制に重要であることを示唆している. |
| (英) |
(Not available yet) |
| キーワード |
(和) |
エコーチェンバー / 意見偏向度 / / / / / / |
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| 文献情報 |
信学技報, vol. 125, no. 363, AI2025-17, pp. 25-30, 2026年2月. |
| 資料番号 |
AI2025-17 |
| 発行日 |
2026-02-12 (AI) |
| ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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