| 講演抄録/キーワード |
| 講演名 |
2026-05-29 09:30
振幅・位相の相補的な併用による能動的電磁波解析の高精度化 ○北澤太基・藤本大介・林 優一(奈良先端大) EMCJ2026-7 |
| 抄録 |
(和) |
物理的セキュリティ境界を有する暗号機器に対しても、開口部を介して境界外へサイドチャネル情報を誘発する能動的電磁波解析(Active EMA)は、実環境における脅威となり得る。一方で、反射波の振幅成分のみを用いる従来の解析手法は、鍵回復に膨大な波形数を要する。それに対し、反射波の振幅と位相の両成分を用いることで、計測段階で取得可能な情報量を増やせる可能性がある。しかし、各成分の漏えい感度は計測条件に大きく依存するため、一方の成分の情報量が低くなりノイズとして作用する場合、かえって鍵回復精度を劣化させる懸念がある。そこで、本研究では、Active EMAにおける振幅・位相の漏えい感度を実験的に明らかにするとともに、両成分を相補的に活用する鍵回復手法の有効性を評価する。実験により、振幅・位相情報は照射・受信周波数および照射強度に対して異なる漏えい特性を有することを示した。提案手法では、振幅および位相差分の各トレースに対して相関電力解析を適用し、それぞれの最上位鍵候補を組み合わせて探索する。AES-128を対象とした評価実験において、両成分からの漏えいが確認される計測条件では、鍵回復に必要となるトレース数を振幅のみの解析に対して約1/2、位相のみの解析に対して約3/4まで削減した。また、一方の漏えい感度が低い計測条件においても鍵回復精度の劣化は小さく、頑健性と高精度化を両立することを確認した。 |
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(Not available yet) |
| キーワード |
(和) |
電磁波解析 / 能動的電磁波解析 / サイドチャネル解析 / インピーダンス解析 / / / / |
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| 文献情報 |
信学技報, vol. 126, no. 41, EMCJ2026-7, pp. 29-34, 2026年5月. |
| 資料番号 |
EMCJ2026-7 |
| 発行日 |
2026-05-21 (EMCJ) |
| ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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