| 講演抄録/キーワード |
| 講演名 |
2026-06-19 10:10
知識の抑制を段階的に変動させる学習パートナーAIの設計 ~ Learning by Teachingに基づくペア学習の評価 ~ ○日下和真・奥原 俊(三重大) Consen2026-3 |
| 抄録 |
(和) |
本研究では,Learning by Teaching(LbT)の枠組みに基づき,学習者と対話しながら理解を深める「学習パートナーAI」を設計し,その有効性を検証した.特に,AIが提示する知識量を段階的に変化させる「要約型AI」を主条件とし,比較条件として学習者に問いを投げかけ続ける「誘導型AI」を構築した.パートナーAIは,学習者の発話を受けて返答を生成し,別の評価AIがその返答を評価し,不適切な場合は修正AIが修正するという三段階の対話生成プロセスを採用した.また,知識抑制レベルをターンごとに変動させることで,学習者と共に学びを進めるパートナーAIを設計した.
実験では,被験者が「クラス」,「インスタンス」,「継承」についてAIに説明する三つのフェーズで,一定ターン数の対話を実施した.その結果,要約型AIは「クラス」,「継承」の説明に,誘導型AIは「インスタンス」の説明に適している可能性が示唆された.ただ,AIの知識量の変動を感じた被験者はいなかった.
以上より,要約型AIには事前に知っている内容を,誘導型AIにはあまり知らない内容を説明することがよいと考えられる.しかし,知識量の変動によるパートナー性には課題が残る.今後は,より人間を模倣したAIの設計,実験設定の見直し,学習過程の分析を行う予定である. |
| (英) |
|
| キーワード |
(和) |
大規模言語モデル / AI / 学習支援システム / Learning by Teaching / / / / |
| (英) |
/ / / / / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 126, no. 79, Consen2026-3, pp. 8-12, 2026年6月. |
| 資料番号 |
Consen2026-3 |
| 発行日 |
2026-06-12 (Consen) |
| ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
| PDFダウンロード |
Consen2026-3 |