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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 聞こえの変化に気づくときの脳内メカニズム ○近藤洋史（NTT）・柏野牧夫（NTT/NICT/東工大）  SP2007-29 |
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| 抄録 | （和） | 間断なく繰り返される単語を聞いていると，刺激の物理的な変化がないにもかかわらず聞こえの変化が生じる．この現象は単語変形効果と呼ばれている．単語変形効果を用いると，脳内で知覚表象がどのように生成されるかという問題に迫ることができる．我々は単語変形効果の個人差に注目し，聞こえの変化に対応する脳活動を計測した．ある聞こえから別の聞こえに変化したとき，下前頭皮質，帯状皮質，前頭前野に活動が認められた．聞こえの変化回数と下前頭皮質および帯状皮質の活動の間に，それぞれ正および負の相関が認められた．この結果は，聞こえの変化が発話機能を有するブローカ領域と密接に関係しており，前頭葉にある複数領域の活動バランスによって聞こえの変化回数は予測されうることを示唆している． |
| （英） | Prolonged listening to a repeated word without a pause produces a series of illusory transitions of the physically unchanging word, which is called verbal transformation. Verbal transformations provide a rare opportunity to examine how auditory percepts are formed in the brain. The left inferior frontal cortex (IFC), anterior cingulate cortex (ACC), and the left prefrontal cortex were activated when perceptual transitions from one verbal form to another occurred. The number of perceptual transitions showed positive and negative correlations with signal intensity in the left IFC and the left ACC, respectively. The results suggest that active generation of verbal forms is linked with articulatory gestures for speech production and that the frequency of perceptual transitions is determined by a balance of the activations between the two brain regions. | |
| キーワード | （和） | 脳 / 活動 / 気づき / 錯覚 / fMRI / / / |
| （英） | brain / activity / awareness / illusion / fMRI / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 165, SP2007-29, pp. 31-36, 2007年7月. | |
| 資料番号 | SP2007-29 | |
| 発行日 | ||
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SP2007-29 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP |
| 開催期間 | 2007-07-26 - 2007-07-27 |
| 開催地（和） | 富山県立大 |
| 開催地（英） | Toyama Prefectural University |
| テーマ（和） | 音声生成，知覚，聴覚・音声，一般 |
| テーマ（英） | Speech Production, Speech Perception, Hearing and Speech, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SP |
| 会議コード | 2007-07-SP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 聞こえの変化に気づくときの脳内メカニズム |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Neural mechanisms of auditory awareness involved in perceptual transitions |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 脳 / brain |
| キーワード(2)（和/英） | 活動 / activity |
| キーワード(3)（和/英） | 気づき / awareness |
| キーワード(4)（和/英） | 錯覚 / illusion |
| キーワード(5)（和/英） | fMRI / fMRI |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 近藤 洋史 / Hirohito M. Kondo / コンドウ ヒロヒト |
| 第1著者 所属（和/英） | NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (略称： NTT) NTT Communication Science Laboratories (略称： NTT Commun Sci Labs) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柏野 牧夫 / Makio Kashino / カシノ マキオ |
| 第2著者 所属（和/英） | NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (略称： NTT/NICT/東工大) NTT Communication Science Laboratories (略称： NTT Commun Sci Labs) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | |
| 発表時間 | 分 |
| 申込先研究会 | SP |
| 資料番号 | SP2007-29 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.165 |
| ページ範囲 | pp.31-36 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | |
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