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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-12-13 14:50 ハイブリッド形移相器の移相量可変範囲の増加法について ○新井宏之（横浜国大）  AP2007-119 |
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| 抄録 | （和） | フェイズドアレイに加えてアンテナ指向性の適応制御を行う目的でアナログの移相器が重要な役割を果たしている．機械的な制御による移相器も数多く検討されているが機械駆動部のない電気的制御のみで実現できる，挿入損失が少なく移相可変量が大きいものが求められている．本稿では，0.8GHz 帯において連続的に位相を変化させるアナログ移相器として，可変容量素子を付加した3dBハイブリッドによる反射型移相器の検討を行っている．反射端に可変容量素子を用いることによって，線路長を電気的に操作することができ，移相可変の移相器を構成できる．従来法による高インピーダンス線路を反射端に挿入した回路について，0.8GHzで最適化を行い挿入損失が0.97～1.88 dB，反射係数が-12.57 dB以下で157.4の移相変化量が得られる．この移相変化量を増大させるため，可変リアクタンス素子を擬似伝送線路可変リアクタンス回路に置換し高インピーダンス線路と組み合わせる回路を提案して試作検討を行い，入力損失1.58～3.16dB，反射係数-9.94[dB]以下で，264.8まで移相変化量を増大させた．提案した組み合わせによる移相可変範囲拡大の効果は13%程度得られている．また，高調波特性を改善する対策として対向させたバラクタダイオード対を用いることで高調波成分の発生が抑制できることを明らかにした． |
| （英） | Analog phase shifters play important roles in phased array antenna systems and adaptive radiation pattern control for advanced antenna systems. Mechanically controlled analog phase shifters are used for the low speed applications, whereas electrically controlled phase shifters are required for the high speed applications with low loss and wide variable range of phase. This report presents analog phase shifters using 3 dB hybrid coupler with variable capacitors for reflection phase shifters. By the conventional technique of high impedance transmission line connection, a prototype phase shifter in 800 MHz range has achieved the variable phase range of 157.4 with the insertion loss of 0.97 to 1.88 dB and reflection coefficient less than -12.37 dB. A novel method by combining high impedance transmission line and variable quasi-transmission line reactance proposed in this report gives the variable phase range of 264.8 with the insertion loss of 1.58 to 3.16 dB and reflection coefficient less than -9.94 dB. The proposed method increased the variable phase range of 13%. This report also examined a pair of varactor diodes to suppress harmonic component excitation for high power applications. | |
| キーワード | （和） | アレイアンテナ / アナログ移相器 / 反射型移相器 / 可変容量素子 / 疑似伝送線路 / 高調波特性 / / |
| （英） | Array antenna / Analog phase shifter / Reflection phase shifter / Variable capacitance / Quasi-transmission line / Harmonic characteristics / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 377, AP2007-119, pp. 25-28, 2007年12月. | |
| 資料番号 | AP2007-119 | |
| 発行日 | 2007-12-06 (AP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | AP2007-119 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | AP |
| 開催期間 | 2007-12-13 - 2007-12-13 |
| 開催地（和） | 機械振興会館 |
| 開催地（英） | Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | AP |
| 会議コード | 2007-12-AP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ハイブリッド形移相器の移相量可変範囲の増加法について |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A method to expand variable phase range for phase shifter by 3dB hybrid |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | アレイアンテナ / Array antenna |
| キーワード(2)（和/英） | アナログ移相器 / Analog phase shifter |
| キーワード(3)（和/英） | 反射型移相器 / Reflection phase shifter |
| キーワード(4)（和/英） | 可変容量素子 / Variable capacitance |
| キーワード(5)（和/英） | 疑似伝送線路 / Quasi-transmission line |
| キーワード(6)（和/英） | 高調波特性 / Harmonic characteristics |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 新井 宏之 / Hiroyuki Arai / アライ ヒロユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 横浜国立大学 (略称： 横浜国大) Yokohama National University (略称： Yokohama Natl. Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2007-12-13 14:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | AP |
| 資料番号 | AP2007-119 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.377 |
| ページ範囲 | pp.25-28 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2007-12-06 (AP) |
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