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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-08-08 16:15 日本語二重目的語構文における幼児の語順選好 ○田村真一・小泉政利（東北大/JST）・郷路拓也（茨城大/JST）・桂 奈津子・金子義明（東北大/JST）・遊佐典昭（宮城学院女子大/JST）・萩原裕子（首都大東京/JST）  TL2008-25 |
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| 抄録 | （和） | 本稿では日本語二重目的語構文産出における幼児の語順選好についての調査結果を報告する。本研究では誘引発話課題を用い、二重目的語構文の「に」格名詞が所有者を含意するか否かで幼児が二つの目的語に関してどのような語順選好を示すかを調査した。結果、「に」格名詞が所有者の意味を含意する場合は「_ニ‐_ヲ」語順が選好されたのに対して、「に」格名詞が所有者の意味を含意しない場合はどちらかの語順に対する選好は観察されなかった。本結果は日本語獲得中の幼児が日本語において表面上は一つの着点位置しか存在していないように見えるにもかかわらず、二つの着点位置が存在するという統語的知識を有していることを示唆している。 |
| （英） | This paper reports our experimental findings on Japanese children’s word-order preference in the production of Japanese ditransitive constructions. We investigated whether the possessor-hood of dative arguments of ditransitive verbs affects 4 or 5-year-old children’s word-order preferences for the two objects (Dative-Accusative vs. Accusative-Dative), by employing an elicited production task. In our experiment, children showed different word-order preferences depending on the existence of the possessor-hood: when the dative arguments bears possessor role, the Dative-Accusative order is more preferred, and when they do not necessarily entail possessor-hood, the preference or one order was not observed. Our results suggest that children learning Japanese have syntactical knowledge of two different goal positions in Japanese ditransitive constructions although the relevant constructions have only one goal position. | |
| キーワード | （和） | 二重目的語構文 / 与格構文 / 所有変化 / 位置変化 / かきまぜ操作 / 誘引発話課題 / / |
| （英） | Double Object Construction / Dative Construction / Change-of-Possession / Change-of-Location / Scrambling / Elicited Production Task / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 184, TL2008-25, pp. 73-78, 2008年8月. | |
| 資料番号 | TL2008-25 | |
| 発行日 | 2008-08-01 (TL) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | TL2008-25 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | TL |
| 開催期間 | 2008-08-08 - 2008-08-09 |
| 開催地（和） | ホテルオニコウベ |
| 開催地（英） | Hotel Onikobe |
| テーマ（和） | 人間の日本語文理解・産出 |
| テーマ（英） | Human Sentence Processing and Production |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | TL |
| 会議コード | 2008-08-TL |
| 本文の言語 | 英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） | 日本語二重目的語構文における幼児の語順選好 |
| サブタイトル（和） | * |
| タイトル（英） | Children's Word-Order Preferences in Japanese Ditransitive Constructions |
| サブタイトル（英） | * |
| キーワード(1)（和/英） | 二重目的語構文 / Double Object Construction |
| キーワード(2)（和/英） | 与格構文 / Dative Construction |
| キーワード(3)（和/英） | 所有変化 / Change-of-Possession |
| キーワード(4)（和/英） | 位置変化 / Change-of-Location |
| キーワード(5)（和/英） | かきまぜ操作 / Scrambling |
| キーワード(6)（和/英） | 誘引発話課題 / Elicited Production Task |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田村 真一 / Shin-Ichi Tamura / タムラ シンイチ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東北大学/JST (略称： 東北大/JST) Tohoku University/JST (略称： Tohoku Univ./JST) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小泉 政利 / Masatoshi Koizumi / コイズミ マサトシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学/JST (略称： 東北大/JST) Tohoku University/JST (略称： Tohoku Univ./JST) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 郷路 拓也 / Takuya Goro / ゴウロ タクヤ |
| 第3著者 所属（和/英） | 茨城大学/JST (略称： 茨城大/JST) Ibaraki University/JST (略称： Ibaraki Univ./JST) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 桂 奈津子 / Natsuko Katsura / カツラ ナツコ |
| 第4著者 所属（和/英） | 東北大学/JST (略称： 東北大/JST) Tohoku University/JST (略称： Tohoku Univ./JST) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 金子 義明 / Yoshiaki Kaneko / カネコ ヨシアキ |
| 第5著者 所属（和/英） | 東北大学/JST (略称： 東北大/JST) Tohoku University/JST (略称： Tohoku Univ./JST) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 遊佐 典昭 / Noriaki Yusa / ユサ ノリアキ |
| 第6著者 所属（和/英） | 宮城学院女子大学/JST (略称： 宮城学院女子大/JST) Miyagi Gakuin Women's University/JST (略称： Miyagi Gakuin Women's Univ./JST) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | 萩原 裕子 / Hiroko Hagiwara / ハギワラ ヒロコ |
| 第7著者 所属（和/英） | 首都大学東京/JST (略称： 首都大東京/JST) Tokyo Metoropolitan University/JST (略称： Tokyo Metoropolitan Univ./JST) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-08-08 16:15:00 |
| 発表時間 | 90分 |
| 申込先研究会 | TL |
| 資料番号 | TL2008-25 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.184 |
| ページ範囲 | pp.73-78 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-08-01 (TL) |
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