講演抄録/キーワード |
講演名 |
2008-08-28 16:00
界面制御による色素増感太陽電池の高効率化 ○始閣雅也・栗林幸永・吉田洋大・鈴木貴彦・成田 克・廣瀬文彦(山形大) EMD2008-42 CPM2008-57 OPE2008-72 LQE2008-41 エレソ技報アーカイブへのリンク:EMD2008-42 CPM2008-57 OPE2008-72 LQE2008-41 |
抄録 |
(和) |
色素増感太陽電池の高効率化に向けて色素吸着の原子的な制御が重要であるが、吸着状態の直接的な観察は殆どなされていない。我々はこれまで、赤外吸収分光法を用いてN719色素の吸着サイトや吸着構造の解析を行ってきた結果、色素はTiO2表面のOHを消費して吸着することが明らかとなり、UV光照射処理によってTiO2表面のOHを増加させることに成功し、実際の太陽電池作製にUV処理を取り入れることで短絡電流が増加し、効率の向上が確認できた。しかし、高効率化のためには更なるOHの増加が必要である。我々の研究室では200℃の水蒸気処理によってSi基板表面にOHを作り出すことに成功している。微粒子TiO2の多孔質表面の違いはあるものの、この処理でTiO2表面のOHを増加できると考え、条件を探した結果、190℃でOHを生成できることが明らかとなった。そこで、水蒸気処理とUV処理を実際の太陽電池作製に取り入れ、I-V特性の比較を行った。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
酸化チタン / 色素増感太陽電池 / 赤外吸収分光法 / FTIR / / / / |
(英) |
TiO2 / dye-sensitized solar cells / infrared absorption spectroscopy / FTIR / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 108, no. 192, CPM2008-57, pp. 57-60, 2008年8月. |
資料番号 |
CPM2008-57 |
発行日 |
2008-08-21 (EMD, CPM, OPE, LQE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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