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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-12-18 14:40 聴覚運動による音像位置捕捉 ○河邉隆寛（九大）  HIP2008-127 |
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| 抄録 | （和） | 周波数の異なる2つのピップ音を交互に連続して提示した場合、周波数差が大きい場合には2つの音脈が知覚される（音脈分凝）。本研究では、音列に含まれるスペクトル周波数が運動する音像と運動しない音像の位置統合に及ぼす影響を検討した。ターゲットピップ音（T）とディストラクタピップ音(D)並びに無音部（-）で構成される音列（DTD-）を反復提示した。その際、Dに与える両耳間時間差を少しずつずらして提示し、Dが両耳間軸を動いて知覚されるようにした。実験1ではTには両耳間時間差を与えなかった。聴取者は両耳間軸を動かないT音列が存在するか否かを各試行で判断した。その結果、T-D間の周波数差が小さい場合には動かないT音列は殆ど報告されなかった。実験2では、実験1において聴取者が周波数差のみに基づいて判断した可能性を考慮し、Tに両耳間時間差を与える条件と与えない条件を設け、同様の課題で実験を行った所、実験1と同様に、後者においてT-D間の周波数差が低い条件においては運動しないT音列の報告率は低かった。これらの結果、両耳間時間差に基づく空間位置情報は周波数が類似している場合には統合されやすいことが示された。 |
| （英） | This study examined the influence of spectral frequency of tone pips on the integration of tone pip sequences with and without motion based on interaural time difference (ITD). Two tone-pips, target (T) and distractor (D), and a silent duration (-) formed a sub-sequence (DTD-) and this sub-sequence was repeatedly presented. The frequency difference was introduced between T and D. The D was also given gradually-modulated ITD to invoke smooth auditory motion along the interaural axis. The task of the listeners was to determine whether the repeated sequences of DTD- had a T sequence without motion or not. The results of Experiment 1 showed that the T sequence without motion was rarely reported when the frequency difference between T and D was small. To rule out the possibility that the listeners’ reports were dependent solely on the frequency difference, the T was also given gradually-modulated ITD as the D was given. Even in this condition, the T sequence without motion was reported less frequently when the frequency difference was small. These results indicate that the location of tone pips invoked by ITD is integrated among tone pips with similar spectral frequency. | |
| キーワード | （和） | 音脈分凝 / 音像定位 / 両耳間時間差 / 聴覚運動 / / / / |
| （英） | Auditory stream segregation / Sound localization / Interaural time difference / Auditory motion / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 356, HIP2008-127, pp. 25-29, 2008年12月. | |
| 資料番号 | HIP2008-127 | |
| 発行日 | 2008-12-11 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2008-127 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2008-12-18 - 2008-12-19 |
| 開催地（和） | 東北大学電気通信研究所 |
| 開催地（英） | RIEC |
| テーマ（和） | マルチモーダル・感性情報処理の基礎と応用，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2008-12-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 聴覚運動による音像位置捕捉 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Auditory motion captures the location of a tone pip sequence |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 音脈分凝 / Auditory stream segregation |
| キーワード(2)（和/英） | 音像定位 / Sound localization |
| キーワード(3)（和/英） | 両耳間時間差 / Interaural time difference |
| キーワード(4)（和/英） | 聴覚運動 / Auditory motion |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 河邉 隆寛 / Takahiro Kawabe / |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-12-18 14:40:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2008-127 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.356 |
| ページ範囲 | pp.25-29 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2008-12-11 (HIP) |
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