講演抄録/キーワード |
講演名 |
2009-07-18 11:30
未知語の模倣と反復による語彙学習の神経基盤と自動化プロセス ○吉田晴世(阪教大)・横川博一(神戸大)・村瀬未花・田邊宏樹・牧田 快・定藤規弘(自然科学研究機構) TL2009-11 |
抄録 |
(和) |
本研究は,模倣と反復を取り入れた学習法における脳活動の神経基盤を解明することにある.そのために,fMRIを用いて,未知語の模倣と観察時における脳活動の変化を調べた.その結果,模倣と観察のいずれにおいても,反復回数の増加に伴って左腹側運動前野(BA6)からブローカ領域(BA44)の神経活動が低減した.この所見は,音声模倣学習の神経基盤が左半球前頭葉ミラーニューロン・システムにあることを示唆する.また,反復にともなう反応潜時の減少および,反応時間のモデル音長への接近から,学習効果が見られたことと,その後の学習実験より同様の結果が得られたことより,自動化プロセスへの解明の一歩が得られたと判断される. |
(英) |
(Advance abstract in Japanese is available) |
キーワード |
(和) |
模倣 / 反復 / ミラーニューロン / モーターセオリー / 手続的記憶 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 109, no. 140, TL2009-11, pp. 17-22, 2009年7月. |
資料番号 |
TL2009-11 |
発行日 |
2009-07-11 (TL) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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TL2009-11 |