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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-10-22 14:15 ロジスティックモデルによるレベル分布推定を用いた「聴き取りやすい」音声の再生システム ○渥美志保・降旗建治（信州大）  EA2009-65 |
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| 抄録 | （和） | ホールや講義室などで用いられる拡声システムは，しばしばマイクのハウリングやスピーカの非線形性による歪みなどが問題である．これらの問題を解決するために本報では，音声の「聴き取りやすさ」に注目し，それがロジスティックモデルによる音声のレベル分布にどう表れるか実験的に検討した．実験は，最初に無響室において，NHKの女性アナウンサーによるニュース朗読（21 sec）を被験者調整法により「聴き取りやすい」音量に調整したときの音声のレベル分布から，ロジスティック回帰曲線を求めた．次に拡声装置が整備されている，容積が約1,200 m3の講義室において，同じ音声を拡声装置で再生し，教壇正面から10.5mの位置5で被験者調整法により「聴き取りやすい」音量に調整したときの音声のレベル分布を講義室9箇所で計測した．結果から，「聴き取りやすい」音声のレベル分布から求めたロジスティック回帰曲線の中央値Mと広がりパラメータSは，無響室でMが64.6dBおよび Sが1.4 dBであること，講義室では聞く位置によりMが55.8dB～66.3dB，およびSが1.3dB～2.2dBと変化することが明らかになった． |
| （英） | High volume level output at the loudspeaker can cause the loop to get into an oscillatory mode usually referred to as “howling”. Electrodynamic loudspeakers have inherent nonlinearities generating harmonic and inter-modulation distortion. In order to develop the public address system that can reinforce the source signal without any degradation. In this report, the cumulative sound pressure level distribution by logistic model obtained from the results of a study of listeners' preferences for the most suitable levels of news speech by a female announcer (NHK) in an anechoic room (4×5×3 m3) and a lecture room (1,200 m3) was experimentally discussed. From the results, (a) the midpoint M of the logistic function is 64.6 dB and the spread parameter S that the slope of the function is 1.4 dB based on the data in the anechoic room, and (b) the midpoint M of the logistic functions are from 55.8 dB to 66.3 dB and the spread parameters S are from 1.3 dB to 2.2 dB based on the measured 9-point data in the lecture room. | |
| キーワード | （和） | ハウリング / 聴き取りやすさ / ロジスティックモデル / レベル分布 / 中央値 / / / |
| （英） | Howling / Easiness of Speech Perception / Logistic Model / Sound Pressure Level Distribution / Median / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 240, EA2009-65, pp. 55-60, 2009年10月. | |
| 資料番号 | EA2009-65 | |
| 発行日 | 2009-10-15 (EA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2009-65 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA |
| 開催期間 | 2009-10-22 - 2009-10-23 |
| 開催地（和） | 長岡技科大 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 一般（応用／電気音響） |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EA |
| 会議コード | 2009-10-EA |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ロジスティックモデルによるレベル分布推定を用いた「聴き取りやすい」音声の再生システム |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Sound Reproducing System for Easiness of Speech Perception Using Estimate Method of Sound Pressure Level Distribution by Logistic Model |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ハウリング / Howling |
| キーワード(2)（和/英） | 聴き取りやすさ / Easiness of Speech Perception |
| キーワード(3)（和/英） | ロジスティックモデル / Logistic Model |
| キーワード(4)（和/英） | レベル分布 / Sound Pressure Level Distribution |
| キーワード(5)（和/英） | 中央値 / Median |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 渥美 志保 / Shiho Atsumi / アツミ シホ |
| 第1著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 降旗 建治 / Kenji Furihata / フリハタ ケンジ |
| 第2著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-10-22 14:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EA |
| 資料番号 | EA2009-65 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.240 |
| ページ範囲 | pp.55-60 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-10-15 (EA) |
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