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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-01-28 15:00 大規模な一個人打鍵情報による，小規模な参照データに対する個人の特定 ○金子美博（岐阜大）  CAS2009-68 |
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| 抄録 | （和） | システムの利用者がログイン名やパスワードなど短い語を繰り返し打鍵して，個人認証を行う研究は，四半世紀に渡る歴史があり，幾つかの手法が提案され，その妥当性が検討されている．認証に際しては，digraphと呼ばれる ，2つの連続するキーの打鍵間時間を利用することが多い．我々の研究では，利用者が文章などある程度長い語を打鍵することを前提とする．その上で，第二の署名として利用者本人であることを保証したり，あるいは集団の中から本人を特定したりしようと試みる．予備実験として，27人の被験者に対して同じ文書を打鍵してもらい，データベースとして参照データを作った．次に，その中から選んだ一個人に対して，36日に渡って得たタイピングから日単位でのテストデータを作った．本稿では，これらのテストデータから参照データ上のその個人を特定できるかどうか調べたことを報告する．実験の結果，以下のようなことがわかった．1.テストデータのほぼ全てのdigraphが，参照データのそれの平均＋3.0×標準偏差内の値である． 2．個人特定の実験により，ノルムに基づく方法が，類似digraphの個数に基づく方法よりも圧倒的な良い結果である．3. ノルムを使用する場合は，全てのdigraphを利用しなくても，個人の特定が十分可能である． |
| （英） | User keystroke authentication research has been done for decades and some methods have been proposed and validated. For authentication, the latencies of two consecutive keys, termed digraph, are mostly utilized. Many methods require repeated short words such as login-name, password and so on. On the other hand, our method requires long words such as some sentences. Our study aims to establish the way to guarantee a person as his/her second signature or the way to identify him/her among people. As preliminary experiments, we have obtained samples of digraphs for 27 persons to make a reference data. We select one person from those 27 persons and have that person to record his type writings every day, totally over 36 days. In this report, using those daily large data, we investigate that we can identify that person correctly or not. As a result, the followings are shown. 1. Every digraph in test data satisfies the range of mean+3.0×standard deviation of that digraph of the reference data．2. Identification experiments show that the method based on norm is superior to that based on similar digraph number. 3. With only three digraphs, we can identify person correctly for all test data. | |
| キーワード | （和） | ダイグラフ / 打鍵間時間 / 個人特定 / 標準化データ / ノルム / / / |
| （英） | digraph / keystroke latency / user identification / normalization / norm / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 396, CAS2009-68, pp. 25-30, 2010年1月. | |
| 資料番号 | CAS2009-68 | |
| 発行日 | 2010-01-21 (CAS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CAS2009-68 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CAS |
| 開催期間 | 2010-01-28 - 2010-01-29 |
| 開催地（和） | 京大会館 |
| 開催地（英） | Kyoudai-Kaikan Bldg. |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CAS |
| 会議コード | 2010-01-CAS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 大規模な一個人打鍵情報による，小規模な参照データに対する個人の特定 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | User keystroke identification among small reference data by large personal data |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ダイグラフ / digraph |
| キーワード(2)（和/英） | 打鍵間時間 / keystroke latency |
| キーワード(3)（和/英） | 個人特定 / user identification |
| キーワード(4)（和/英） | 標準化データ / normalization |
| キーワード(5)（和/英） | ノルム / norm |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 金子 美博 / Yoshihiro Kaneko / カネコ ヨシヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） | 岐阜大学 (略称： 岐阜大) Gifu University (略称： Gifu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-01-28 15:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | CAS |
| 資料番号 | CAS2009-68 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.396 |
| ページ範囲 | pp.25-30 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-01-21 (CAS) |
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