お知らせ 2023年度・2024年度 学生員 会費割引キャンペーン実施中です
お知らせ 技術研究報告と和文論文誌Cの同時投稿施策(掲載料1割引き)について
お知らせ 参加費の返金について
電子情報通信学会 研究会発表申込システム
講演論文 詳細
技報閲覧サービス
[ログイン]
技報アーカイブ
 トップに戻る 前のページに戻る   [Japanese] / [English] 

講演抄録/キーワード
講演名 2010-10-23 17:25
自然言語の論理と感情 ~ その同根性ならびに感情が概念の起源であることについて ~
得丸公明システムエンジニアTL2010-35 NLC2010-14
抄録 (和) 論理と感情は,原初的には生命の生存本能の不可分一体な発現であり,感情は感覚と遺伝子記憶とのパターン認識,論理は感覚と記憶の演算結果にもとづいて行動を引き起こす引き金として発展したと考えられる.高等生物は,後天的記憶を獲得・蓄積できるようになり,変転する世界に対応したより柔軟な記憶体系を構築するようになった.
ヒトは,言語というデジタル符号メカニズムを獲得したために,感覚も記憶も決断もすべて言語の表現型で代用できるようになった.自然言語も人工言語もデジタルであり,表現型である.その背後にある遺伝子型の論理や感情を評価するためには,表現型を生みだす回路をモデル化することが必要である.
筆者は言語を生みだす回路のモデルとして,3つの神経系(生理)モデルを提案する.神経系モデルは,論理が生命の生存本能の発現であることを前提としており,論理と感情が未分化で知能を持たない「反射モデル」から,論理と感情が分化して知能の記憶をもつ「適応モデル」,言語による符号化処理が行われるヒトの「言語情報処理モデル」という3つの進化の段階に対応するため,言語に固有の問題を特定しやすい. 
(英) The logic and emotion are originally an inseparable function of survival instinct of living creatures; the emotion developed into a pattern recognition between sensory inputs and genetic memories, and the logic a trigger for an action resulted from a mathematical operation between sensory information and memories. Higher creatures became able to acquire and accumulate post-natal memories, and to establish more flexible memory system corresponding to the changing world.
Since humans acquired a digital coding mechanism, namely language, phenotypical linguistic expressions can substitute all of their sensory inputs, memories and behavioral decisions. Natural and artificial languages are both digital and therefore phenotypes. In order to investigate the logic and emotion behind language, it is necessary to look into structure of language producing circuit.
The author proposes 3 neural (physiological) models as such circuits. Respecting logic as the function of survival instinct, these neural models correspond to 3 stages of evolution, namely; a reflection model with consolidated logic/emotion and without intelligence (i.e. postnatal memorization), an adaptation model with separated logic and emotion and with intelligent memories, and a linguistic information processing model with digital encoding/decoding. With such evolutionary perspective, language specific matters can easily be identified.
キーワード (和) 表現型/遺伝子型 / デジタル言語 / ブール代数 / 感情と論理の同根性 / 神経系モデル / 生存本能 / 概念の起源 /  
(英) phenotype/genotype / digital language / Boolean algebra / common root for logic and emotion / neural models / survival instinct / origin of concept /  
文献情報 信学技報, vol. 110, no. 244, TL2010-35, pp. 31-36, 2010年10月.
資料番号 TL2010-35 
発行日 2010-10-16 (TL, NLC) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685    Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード TL2010-35 NLC2010-14

研究会情報
研究会 TL NLC  
開催期間 2010-10-23 - 2010-10-23 
開催地(和) 機械振興会館 
開催地(英) Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. 
テーマ(和) 自然言語の論理と感情 
テーマ(英) Logical and Affective Aspects of Natural Language 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 TL 
会議コード 2010-10-TL-NLC 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 自然言語の論理と感情 
サブタイトル(和) その同根性ならびに感情が概念の起源であることについて 
タイトル(英) The Logic and Emotion in Natural Language 
サブタイトル(英) On their common root, and the emotion as an origin of concept 
キーワード(1)(和/英) 表現型/遺伝子型 / phenotype/genotype  
キーワード(2)(和/英) デジタル言語 / digital language  
キーワード(3)(和/英) ブール代数 / Boolean algebra  
キーワード(4)(和/英) 感情と論理の同根性 / common root for logic and emotion  
キーワード(5)(和/英) 神経系モデル / neural models  
キーワード(6)(和/英) 生存本能 / survival instinct  
キーワード(7)(和/英) 概念の起源 / origin of concept  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 得丸 公明 / Kimiaki Tokumaru /
第1著者 所属(和/英) 衛星システムエンジニア (略称: システムエンジニア)
Satellite System Engineer (略称: System Engineer)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第2著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第3著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第4著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第5著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第6著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第7著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第7著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第8著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第8著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第9著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第9著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第10著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第10著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第11著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第11著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第12著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第12著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第13著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第13著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第14著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第14著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第15著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第15著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第16著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第16著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第17著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第17著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第18著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第18著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第19著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第19著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第20著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第20著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
講演者 第1著者 
発表日時 2010-10-23 17:25:00 
発表時間 30分 
申込先研究会 TL 
資料番号 TL2010-35, NLC2010-14 
巻番号(vol) vol.110 
号番号(no) no.244(TL), no.245(NLC) 
ページ範囲 pp.31-36 
ページ数
発行日 2010-10-16 (TL, NLC) 


[研究会発表申込システムのトップページに戻る]

[電子情報通信学会ホームページ]


IEICE / 電子情報通信学会