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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2011-09-08 14:35 Ka帯衛星通信回線における東京大阪間での降雨減衰による双方向伝搬特性について ○前川泰之（阪電通大）  AP2011-64 |
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| 抄録 | （和） | 大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)とCSK東京世田谷局で1987年と1990～1994年の間に、それぞれ通信衛星CS-2とCS-3のビーコン波（19.45GHz、右旋円偏波）を用いて測定した降雨減衰量から、雨滴粒径分布を考慮した周波数スケーリングを行ってそれぞれの上り回線(28.98GHz)の減衰量を推定し、東京大阪間でKa帯衛星回線の双方向伝送を行う場合に発生する減衰時間率特性の検討を行った。東京大阪間の両方向とも、下り回線の降雨減衰統計に比べ、上下回線双方向の降雨減衰統計の長期累積時間率分布は減衰量10－20dBに対しては約５倍、時間率0.1%程度に対しては減衰量で約2.5倍増加することが示された。月別統計では、東京から大阪へ伝送を行った場合に20dBを超える減衰量に対する発生時間率が８～９月により集中することが示された。一方時刻別統計では、大阪から東京に伝送を行った場合に同様の減衰量に対する発生時間率が午後から夕刻にかけて幾分高まることが示された。これらいずれも両局の上り回線における降雨減衰統計の特性がより強く現れることが原因であるといえる。 |
| （英） | Bi-directional propagation characteristics due to rain attenuation between Tokyo and Osaka in Ka-band satellite communication links are investigated using the rain attenuation observations of CS-2 and CS-3 beacon signals (19.45GHz, RHCP) conducted at Osaka Electro-Communication University, Neyagawa, Osaka, and CSK Tokyo Setagaya earth station, in 1987, 1990-1990. The up-link (28.98GHz) attenuation at each earth station is estimated by frequency scaling methods taking raindrop size distributions (DSD) into consideration. The long-term cumulative time percentages for up- and down-link bi-directional rain attenuation of 10-20 dB are both shown to be about 5 times larger than those for down-link rain attenuation of the same range between Tokyo and Osaka, with the attenuation values being about 2.5 times larger at time percentages around 0.1%. For their monthly statistics, the time percentages of attenuation occurrence are rather enhanced at August and September, when the signals are transmitted from Tokyo to Osaka. For their hourly statistics, the time percentages are slightly increased in afternoon and evening hours, when the signals are transmitted from Osaka to Tokyo. These statistics are found to be affected to more extent by up-link rain attenuation characteristics at Tokyo and Osaka, respectively. | |
| キーワード | （和） | 衛星回線 / Ka帯 / 降雨減衰 / 双方向通信 / 月別統計 / 時刻別統計 / / |
| （英） | Satellite Communications / Ka-band / Rain attenuation / Bi-directional / Monthly statistics / Hourly statistics / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 111, no. 200, AP2011-64, pp. 1-6, 2011年9月. | |
| 資料番号 | AP2011-64 | |
| 発行日 | 2011-09-01 (AP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | AP2011-64 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MW AP |
| 開催期間 | 2011-09-08 - 2011-09-09 |
| 開催地（和） | 大阪大学 (豊中キャンパス) |
| 開催地（英） | Osaka Univ. |
| テーマ（和） | マイクロ波ミリ波帯におけるアンテナ集積化技術，給電回路技術及び一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | AP |
| 会議コード | 2011-09-MW-AP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | Ka帯衛星通信回線における東京大阪間での降雨減衰による双方向伝搬特性について |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A study on bi-directional propagation characteristics due to rain attenuation between Tokyo and Osaka in Ka-band satellite communications links |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 衛星回線 / Satellite Communications |
| キーワード(2)（和/英） | Ka帯 / Ka-band |
| キーワード(3)（和/英） | 降雨減衰 / Rain attenuation |
| キーワード(4)（和/英） | 双方向通信 / Bi-directional |
| キーワード(5)（和/英） | 月別統計 / Monthly statistics |
| キーワード(6)（和/英） | 時刻別統計 / Hourly statistics |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前川 泰之 / Yasuyuki Maekawa / マエカワ ヤスユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2011-09-08 14:35:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | AP |
| 資料番号 | AP2011-64 |
| 巻番号（vol） | vol.111 |
| 号番号（no） | no.200 |
| ページ範囲 | pp.1-6 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2011-09-01 (AP) |
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