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講演抄録/キーワード
講演名 2011-10-28 11:35
2ホップ回線における硬/軟値混在パケット中継に関する一検討
高田直幸衣斐信介三瓶政一阪大RCS2011-177
抄録 (和) 本稿では,中継ノードで符号ビット毎に得られる復号器出力外部対数尤度比 (LLR: Log-Likelihood Ratio) から信頼性の高低に応じて転送するシンボルを生成する新たな手法を提案する.一般に,DF (Decode-and-Forward) 法を採用した場合,中継ノードでは雑音成分を除去し硬判定値を転送することから宛先ノードでの誤り率は低くなる.しかし,中継ノードでビット判定誤りが生じる場合,このビット判定誤りが宛先ノードに伝搬してしまい,宛先ノードでの誤り率が高くなる.
そこで本稿では,DF 法による宛先ノードでの誤り率のさらなる特性改善を図るために,中継ノードで算出される復号器出力外部 LLR の絶対値がビットの信頼性を表すことに着目し,符号ビット毎に信頼性が高い場合には硬判定値,信頼性が低い場合には軟判定値中継することで,宛先ノードへの誤り伝搬の影響を抑える硬/軟値混在パケット中継法を提案する.提案法は,宛先ノードにおいて硬/軟判定値を構成要素とする転送シンボル候補をその都度推定することが必須となる.これに対し,硬/軟判定値から構成される複数の転送シンボル候補と中継受信シンボル間のユークリッド距離を考えることで転送シンボル候補を判定した後,最大事後確率復号により得られる復号器出力値を硬判定し,情報ビットを検出する.2 ホップ DF 法による宛先ノードでのパケット誤り率特性と比較して上で,その有効性を数式および計算機シミュレーションにより明らかにする. 
(英) This paper proposes an innovative packet relaying scheme, in which forwarded symbols to the destination are regenerated at the relay by combination of hard or soft values of the extrinsic log-likelihood ratio (LLR), thereby transferring reliability information of each bit to the destination as well as preventing the impact of noise for highly reliable bits in the first hop on the second hop signal.Focusing on a fact that the absolute value of extrinsic LLR of a bit implies the reliability of that bit,the proposed scheme comprises its symbols by the extrinsic LLR of each bit instead of the decoded bit. Moreover, when the extrinsic LLR is so high that the bit is highly probable to be correct, the extrinsic LLR is replaced by its hard decision value so that uncertainty in the first hop can be cancelled as in the case of decode-and-forward. In the receiver, after deciding whether the forwarded symbol is composed by a hard or soft value by comparison of the euclidean distance between the recieved symbol and all possible candidates, maximum a posteriori estimation based channel decoding is conducted.
Theoretical analysis and computer simulation results are presented to show that the proposal outperforms conventional 2 hop DF in term of packet error rate (PER) performance.
キーワード (和) 再生中継 / 非再生中継 / 誤り伝搬 / 外部対数尤度比 / 最大事後確率復号 / / /  
(英) decode-and-forward / amplify-and-forward / error propagation / extrinsic log-likelihood ratio / MAP decode / / /  
文献情報 信学技報, vol. 111, no. 260, RCS2011-177, pp. 219-224, 2011年10月.
資料番号 RCS2011-177 
発行日 2011-10-19 (RCS) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685    Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード RCS2011-177

研究会情報
研究会 RCS AN SR USN  
開催期間 2011-10-26 - 2011-10-28 
開催地(和) 上智大 
開催地(英) Sophia Univ. 
テーマ(和) 無線分散ネットワーク,一般 
テーマ(英) Wireless Distributed Networks, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 RCS 
会議コード 2011-10-RCS-AN-SR-USN 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 2ホップ回線における硬/軟値混在パケット中継に関する一検討 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) A Study on Packet Relaying Composed by Mixture of Hard-and-Soft Values over 2-hop Relay Networks 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 再生中継 / decode-and-forward  
キーワード(2)(和/英) 非再生中継 / amplify-and-forward  
キーワード(3)(和/英) 誤り伝搬 / error propagation  
キーワード(4)(和/英) 外部対数尤度比 / extrinsic log-likelihood ratio  
キーワード(5)(和/英) 最大事後確率復号 / MAP decode  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 高田 直幸 / Naoyuki Takada / タカダ ナオユキ
第1著者 所属(和/英) 大阪大学 (略称: 阪大)
Osaka University (略称: Osaka Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 衣斐 信介 / Shinsuke Ibi / イビ シンスケ
第2著者 所属(和/英) 大阪大学 (略称: 阪大)
Osaka University (略称: Osaka Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 三瓶 政一 / Seiichi Sampei / 三瓶 政一
第3著者 所属(和/英) 大阪大学 (略称: 阪大)
Osaka University (略称: Osaka Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2011-10-28 11:35:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 RCS 
資料番号 RCS2011-177 
巻番号(vol) vol.111 
号番号(no) no.260 
ページ範囲 pp.219-224 
ページ数
発行日 2011-10-19 (RCS) 


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