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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2012-10-27 14:15 ［ポスター講演］聴覚障害者自身のホルマント強調フィルタの有用性に関する検討 ○杉本大希・関根允也・降旗建治・六浦光一（信州大）  EA2012-67 |
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| 抄録 | （和） | 特殊環境下（高騒音や聴覚障害）での音声ホルマント強調は母音明瞭度向上の観点から有効的であることが知られている．しかし，同じホルマント強調を行ってもある人は十分な明瞭度が得られる一方で別の人では全く得られない等，その効果は安定していない．本報告は３つの実験で構成されており，聴覚障害者への単語了解度試験（親密度70-55）（実験?）と聴覚障害者自身の声のホルマントを強調するフィルタの有効性を検証（実験?），そして子音強調法の提案と検討（実験?）を実施した．実験の結果から，他者が発話した音声よりも障害者自身が発話した音声の方がより了解度が高く，障害者自身のホルマント周波数で強調を行うフィルタは母音に対しては明瞭度向上に有効な可能性が示唆されたが，単語了解度の向上には母音よりも子音の明瞭度の向上が重要であり，子音強調を行うことで単語了解度が向上すること等が明らかになったので報告する． |
| （英） | The formant hypothesis of vowel perception, where the lowest two or three formant frequencies are essential cues for vowel quality perception, is widely accepted. However, the signal-detection task provides some evidence that basic psychoacoustic phenomena such as a listener’s accent and the effects of mother tongue may play important roles in vowel perception. For the question, three psychophysical experiments were studied. In the first experiment, it can be found that hearing-impaired person’ voices are clearer than other’s voices for himself. The second experiment, it was experimentally discussed whether the enhancement filters for hearing-impaired person himself formants is useful. From the results, it can be suggested that Japanese consonants are more important than vowels for improvement of word’s articulation. In the third experiment, it was experimentally discussed how to emphasize consonants and whether the emphasizing consonants are useful. The results suggest that emphasize consonant is useful for improvement of word’s articulation. However, it can be said that the consonant /s/ needs a special improvement. | |
| キーワード | （和） | 明瞭度 / 聴覚障害者 / ホルマント周波数 / フィルタ / 母音 / 子音 / / |
| （英） | Articulation / Hearing-impaired person / Formants / Filter / Vowel / Consonant / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 266, EA2012-67, pp. 13-18, 2012年10月. | |
| 資料番号 | EA2012-67 | |
| 発行日 | 2012-10-20 (EA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2012-67 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA |
| 開催期間 | 2012-10-27 - 2012-10-28 |
| 開催地（和） | 牛岳温泉リゾート（富山） |
| 開催地（英） | USHIDAKE resort (Toyama) |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General topics |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EA |
| 会議コード | 2012-10-EA |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 聴覚障害者自身のホルマント強調フィルタの有用性に関する検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Usefulness of Enhancement Filters for Hearing-Impaired Person Himself Formants |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 明瞭度 / Articulation |
| キーワード(2)（和/英） | 聴覚障害者 / Hearing-impaired person |
| キーワード(3)（和/英） | ホルマント周波数 / Formants |
| キーワード(4)（和/英） | フィルタ / Filter |
| キーワード(5)（和/英） | 母音 / Vowel |
| キーワード(6)（和/英） | 子音 / Consonant |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 杉本 大希 / Daiki Sugimoto / スギモト ダイキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 関根 允也 / Masaya Sekine / セキネ マサヤ |
| 第2著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 降旗 建治 / Kenji Furihata / フリハタ ケンジ |
| 第3著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 六浦 光一 / Kouichi Mutsuura / |
| 第4著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2012-10-27 14:15:00 |
| 発表時間 | 210分 |
| 申込先研究会 | EA |
| 資料番号 | EA2012-67 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.266 |
| ページ範囲 | pp.13-18 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2012-10-20 (EA) |
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