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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2013-03-13 13:45 神経磁場計測のためのspin-lock sequenceを用いたMRI手法に関する基礎的検討 ○永原静恵（京大/学振）・上野雅仁・小林哲生（京大）  MBE2012-92 |
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| 抄録 | （和） | 現在，脳の機能を非侵襲に計測する方法として血中酸素化レベル依存(BOLD) 効果に基づく機能的磁気共鳴画像法(fMRI) が一般的に用いられている．しかし，近年，より直接的なfMRI 手法として，脳神経磁場の影響をMR 信号の変化として観測する手法への期待がますます高くなっている．そこで我々は，脳神経磁場のような振動磁場に対して感度を有するスピンロックシーケンスを用いたfMRI 手法に着目し，Bloch 方程式に基づくシミュレーションによりスピンロックシーケンス中の磁化の振る舞いを実験室座標系において示した．また，このBloch シミュレーション及び神経磁場を模したファントム撮像実験により，スピンロックシーケンスを用いた場合に外部から印加される振動磁場によりMR 信号が低下することを確認した．これにより，スピンロックシーケンスを用いた神経磁場に依存するfMRI 手法の有用性が示唆された．しかし，対象となる振動磁場が微小である場合にはMR 信号の変化も微小であることから，ヒトを対象とした高磁場MRI による撮像ではBOLD 効果の影響を受けたMR 信号に埋もれてしまう可能性が考えられるため，BOLD 効果の影響を受けない超低磁場MRI を導入するなどの解決策が期待される． |
| （英） | Among noninvasive neuroimaging methods, functional magnetic resonance imaging (fMRI) based on blood oxygenation level dependent (BOLD) effect is widely used. Recently, a new fMRI principle focusing on direct detecting of neural magnetic fields has attracted wide attention. In this study, we demonstrated the feasibility of an fMRI method using the spin-lock sequence, which is sensitive to oscillating magnetic fields such as neural magnetic fields. First, we visualized the magnetization performance during the spin-lock sequence by means of the Bloch simulation. Secondly, by both of the Bloch simulation and the phantom studies modeling the neural magnetic fields, we showed that the externally applied oscillating magnetic fields decrease MR signals. These results suggest that the fMRI method using spin-lock sequence is promising to detect neural activities directly. In case of minute oscillating magnetic fields, however, changes in MR signals would be also minute, and may be hidden by the changes due to BOLD effect. Thus, ultra-low field MRI, which is not affected by BOLD effect, is suitable for the direct detection of neural magnetic fields. | |
| キーワード | （和） | 機能的磁気共鳴画像法 / ブロッホ方程式 / スピンロックシーケンス / / / / / |
| （英） | functional Magnetic Resonance Imaging / Bloch equation / spin-lock sequence / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 479, MBE2012-92, pp. 25-30, 2013年3月. | |
| 資料番号 | MBE2012-92 | |
| 発行日 | 2013-03-06 (MBE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | MBE2012-92 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MBE NC |
| 開催期間 | 2013-03-13 - 2013-03-15 |
| 開催地（和） | 玉川大学 |
| 開催地（英） | Tamagawa University |
| テーマ（和） | ME，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | MBE |
| 会議コード | 2013-03-MBE-NC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 神経磁場計測のためのspin-lock sequenceを用いたMRI手法に関する基礎的検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A functional MRI study using spin-lock sequence toward the detection of neural magnetic fields |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 機能的磁気共鳴画像法 / functional Magnetic Resonance Imaging |
| キーワード(2)（和/英） | ブロッホ方程式 / Bloch equation |
| キーワード(3)（和/英） | スピンロックシーケンス / spin-lock sequence |
| キーワード(4)（和/英） | / |
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| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 永原 静恵 / Shizue Nagahara / ナガハラ シズエ |
| 第1著者 所属（和/英） | 京都大学/日本学術振興会 特別研究員 (略称： 京大/学振) Kyoto University/Japan Society for the Promotion of Science (略称： Kyoto Univ./JSPS) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 上野 雅仁 / Masahito Ueno / ウエノ マサヒト |
| 第2著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小林 哲生 / Tetsuo Kobayashi / コバヤシ テツオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-03-13 13:45:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | MBE |
| 資料番号 | MBE2012-92 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.479 |
| ページ範囲 | pp.25-30 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2013-03-06 (MBE) |
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