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| 講演名 | 2013-04-26 09:50 ディップコーティング法により作製されたバクテリオロドプシン薄膜の配向評価 ～ SHGにおけるキラリティーと絶対的配向 ～ ○山田俊樹・春山喜洋・笠井克幸・照井通文・田中秀吉・梶 貴博（NICT）・菊池 宏（NHK）・大友 明（NICT）  SDM2013-3 OME2013-3 エレソ技報アーカイブへのリンク：SDM2013-3 OME2013-3 |
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| 抄録 | （和） | バクテリオロドプシン(bR)は高度好塩菌の紫膜中に存在し、プロトン化シッフ塩基のレチナール色素をその内部に共有結合により配位したタンパク質である。bRは光駆動プロトンポンプ機能を有しており、bR薄膜を用いて構成される光センサーデバイスは光照射の“ON”或いは“OFF”の下で、時間微分型の光応答電流を発することが知られている。そのようなデバイスの性能評価を行う、あるいは光応答電流の起源を明らかにするうえで、bR薄膜中のbRの配向を明らかにすることは重要である。本研究では光第2次高調波発生(SHG)干渉法を用いて、比較的簡便なディップコーティング法により作製されたbR薄膜が、マクロな対称性としてC∞のキラルな対称性を持ち、bR薄膜中のbRが配向していることを示す。キラル活性な2つの膜のSHG干渉を利用したキラルSHGにおいて幾つかの特有な現象が観測された。更に、bR薄膜中のbRの極性配向の方向性（絶対的配向）を明らかにするための実験を行い、bRは細胞質側を空気側、細胞外側を基板側に向けて配向する傾向があることが明らかになった。 |
| （英） | Bacteriorhodopsin (bR) is a protein containing a covalently bound protonated Schiff base retinal chromophore, found in the purple membrane of Halobacterium salinarium. It is well-known that the bR exhibits a light-driven proton pump function, and photo-sensor devices having the bR thin film show a transient photo-current signal under the “on” or “off” of photo-irradiation. It is important to understand the orientation of bRs in the bR thin film for evaluating such devices and elucidating the transient photo-current signal characteristics. In this paper, we show that by observing SHG interference the bR thin films prepared by a simple dip coating technique have a polar orientation with chiral C symmetry. We found some characteristic phenomena in the chiral SHG by observing the interference by using two coupled chiral SH active films. Furthermore, we performed SHG interference measurements to clarify the absolute orientation of bRs in the bR thin film, and found that bRs tend to have a preference to orient with the cytoplasmic side away from the substrate and extracellular side toward the substrate. | |
| キーワード | （和） | バクテリオロドプシン / 光第2次高調波発生干渉法 / ディップコーティング法 / キラル光第2次高調波発生 / 絶対的配向 / / / |
| （英） | Bacteriorhodopsin / SHG interference / dip-coating technique / chiral SHG / Absolute orientation / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 18, OME2013-3, pp. 9-13, 2013年4月. | |
| 資料番号 | OME2013-3 | |
| 発行日 | 2013-04-18 (SDM, OME) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SDM2013-3 OME2013-3 エレソ技報アーカイブへのリンク：SDM2013-3 OME2013-3 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | OME SDM |
| 開催期間 | 2013-04-25 - 2013-04-26 |
| 開催地（和） | 屋久島環境文化村センター |
| 開催地（英） | Yakusima Environmental Culture Village Center |
| テーマ（和） | 薄膜（Si,化合物,有機,フレキシブル）機能デバイス・バイオテクノロジー・材料・評価技術および一般 |
| テーマ（英） | Advanced Thin-Film Devices (Si, Compound, Organic), biotechnology, Materials, Measurement Technique and Related Topics |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | OME |
| 会議コード | 2013-04-OME-SDM |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ディップコーティング法により作製されたバクテリオロドプシン薄膜の配向評価 |
| サブタイトル（和） | SHGにおけるキラリティーと絶対的配向 |
| タイトル（英） | Orientation of a bacteriorhodopsin thin film deposited by dip coating technique |
| サブタイトル（英） | Chirality in SHG and absolute orientation |
| キーワード(1)（和/英） | バクテリオロドプシン / Bacteriorhodopsin |
| キーワード(2)（和/英） | 光第2次高調波発生干渉法 / SHG interference |
| キーワード(3)（和/英） | ディップコーティング法 / dip-coating technique |
| キーワード(4)（和/英） | キラル光第2次高調波発生 / chiral SHG |
| キーワード(5)（和/英） | 絶対的配向 / Absolute orientation |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山田 俊樹 / Toshiki Yamada / ヤマダ トシキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 春山 喜洋 / Yoshihiro Haruyama / ハルヤマ ヨシヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 笠井 克幸 / Katsuyuki Kasai / カサイ カツユキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 照井 通文 / Toshifumi Terui / テルイ トシフミ |
| 第4著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田中 秀吉 / Shukichi Tanaka / タナカ シュウキチ |
| 第5著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 梶 貴博 / Takahiro Kaji / カジ タカヒロ |
| 第6著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | 菊池 宏 / Hiroshi Kikuchi / キクチ ヒロシ |
| 第7著者 所属（和/英） | NHK放送技術研究所 (略称： NHK) NHK Science & Technology Research Laboratories (略称： NHK) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | 大友 明 / Akira Otomo / オオトモ アキラ |
| 第8著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-04-26 09:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | OME |
| 資料番号 | SDM2013-3, OME2013-3 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.17(SDM), no.18(OME) |
| ページ範囲 | pp.9-13 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2013-04-18 (SDM, OME) |
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