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| 講演名 | 2017-03-03 13:20 高密度無線LAN環境におけるスループット改善に関する研究 ○河崎鷹大・高木由美・鎌田十三郎・太田 能（神戸大）  NS2016-238 |
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| 抄録 | （和） | 近年，スマートフォンの普及に伴いデータ通信量は著しく増加しており，そのオフロードのために IEEE 802.11 規格の無線 LAN アクセスポイントが数多く展開されるようになってきた．しかしながら，IEEE 802.11 は基本メディアアクセス制御としてCSMA/CA を採用しており，隠れ端末に起因するフレーム衝突や，さらし端末に起因する通信機会損失により，端末の相対位置関係によってはスループットが著しく低下するデッドスポットが生じるという問題がある．そこで本稿では，端末のキャリアセンスしきい値を各端末が自律的に変更する適応キャリアセンスしきい値制御と CTS-self によりアクセスポイントに近い端末の通信機会を抑制し，遠い位置にある端末の通信機会を相対的に増やす通信機会制御を組み合わせることで，デッドスポットにある端末通信のスループットの改善を試みる方式を提案する．また，適応キャリアセンスしきい値制御のみの方式と通信機会制御のみの方式，これらを複合させた提案法式とのシミュレーションによる比較実験の結果を示す．シミュレーション結果においては，提案方式によって複数ある端末のうち最も低いスループットが改善されており，提案方式の有効性が確認されている． |
| （英） | In recent years, wireless access points (APs) based on IEEE 802.11 standard are widely deployed for off-loading as widespread use of smart-phone leads to more data traffic. However, since IEEE 802.11 employs CSMA/CA as a basic medium access control, there could be dead spots where terminals suffer from much lower throughput than the others depending on the relative terminal positions owing to frame collisions by hidden terminals and loss of transmission opportunities by exposed terminals. To cope with this problem, in this paper, we propose a novel scheme with combination of a carrier sense threshold control (CSTC) in which each terminal autonomously adjusts its CST and a transmission opportunity control in which each AP gives outer terminals more transmission opportunities than vicinal terminals by using CTS-self. Simulation experiments are conducted in order to compare the proposal scheme to a scheme employing only the CSTC and a scheme employing the transmission opportunity control using CTS-self. Simulation results show that the proposal scheme provides more the lowest throughput than the others so that the effectiveness of the proposal scheme is confirmed. |
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| キーワード | （和） | IEEE 802.11 / デッドスポット / 最低スループット / キャリアセンスしきい値制御 / CTS-self / / / |
| （英） | IEEE 802.11 / dead-spot / lowest throughput / carrier sense threshold control / CTS-self / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 116, no. 484, NS2016-238, pp. 463-468, 2017年3月. | |
| 資料番号 | NS2016-238 | |
| 発行日 | 2017-02-23 (NS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2016-238 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS IN |
| 開催期間 | 2017-03-02 - 2017-03-03 |
| 開催地（和） | 沖縄残波岬ロイヤルホテル |
| 開催地（英） | OKINAWA ZANPAMISAKI ROYAL HOTEL |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2017-03-NS-IN |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 高密度無線LAN環境におけるスループット改善に関する研究 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Study for Improvement of Throughput in High Dense Wireless LAN Access Networks |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | IEEE 802.11 / IEEE 802.11 |
| キーワード(2)（和/英） | デッドスポット / dead-spot |
| キーワード(3)（和/英） | 最低スループット / lowest throughput |
| キーワード(4)（和/英） | キャリアセンスしきい値制御 / carrier sense threshold control |
| キーワード(5)（和/英） | CTS-self / CTS-self |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 河崎 鷹大 / Takahiro Kawasaki / カワサキ タカヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） | 神戸大学 (略称： 神戸大) Kobe University (略称： Kobe Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高木 由美 / Yumi Takaki / タカキ ユミ |
| 第2著者 所属（和/英） | 神戸大学 (略称： 神戸大) Kobe University (略称： Kobe Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 鎌田 十三郎 / Tomio Kamada / カマダ トミオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 神戸大学 (略称： 神戸大) Kobe University (略称： Kobe Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 太田 能 / Chikara Ohta / オオタ チカラ |
| 第4著者 所属（和/英） | 神戸大学 (略称： 神戸大) Kobe University (略称： Kobe Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-03-03 13:20:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2016-238 |
| 巻番号（vol） | vol.116 |
| 号番号（no） | no.484 |
| ページ範囲 | pp.463-468 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2017-02-23 (NS) |
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