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講演抄録/キーワード
講演名 2019-06-13 14:20
ベトナム人学習者による日本語読み上げ音声とそれに対する母語話者のシャドーイング音声の収録
安藤慎太郎トリシティショーク タサバット井上雄介吉澤風希齋藤大輔峯松信明東大SP2019-3
抄録 (和) 外国語学習の主目的は対象言語を用いた音声コミュニケーションであり、発音学習の目標としては母語話者のような発音ではなく、相手に内容が「伝わる」発音とすることが一般的である。
しかしながら、学習言語での発話を聴取・理解してもらう機会が無ければ、学習者には訛りが強く残りやすく、そのような発音の習得は困難である。
この問題を解決するため、母語話者が持つ「発音逸脱への許容度」を計測・モデル化する試みとして、母語話者シャドーイングの手法が提案されている。
これは、学習者音声に対して母語話者がシャドーイングを行った音声を、学習者音声の可解性(comprehensibility)分析に利用しようとする手法であり、実際にその有効性が示されている。
しかしながら、先行研究では学習者はわずか6人と、実験は比較的小規模であった。
そこで、本研究では学習者人数を60人に増加させると共に母語話者一人あたりのシャドーイング発話量も増やし、学習者音声およびそれに対する母語話者のシャドーイング音声の収録を行った。
また、先行研究の結果を考慮し、実験の枠組みについても変更を加えた。
母語話者がシャドーイング時に行った主観評価を分析した結果、学習者の読み上げ教材や母語話者のシャドーイング時の音声提示方法の工夫により母語話者シャドーイングの枠組みがより有効となることが示唆された。 
(英) The main objective of language learning is to acquire good communication skills in the target language.
From that viewpoint, in terms of learner's pronunciations, their primary goal has to be able to speak in an intelligible-enough or comprehensible-enough pronunciation, not a native-sounding one.
However, achieving such pronunciation is not easy for many learners mainly because of their lack of opportunity to use the language they learn and receive some feedbacks on intelligibility or comprehensibility.
In order to solve these problems, the authors previously proposed a novel method of native speakers' reverse shadowing and showed a high validity to use native speakers' shadowings to learners utterances to objectively measure the comprehensibility of learners' speech.
One major problem in our previous research however, was that the experiment was done on a relatively small scale; the number of learners was only six.
For this reason, in this study, we carried out a larger collection of Japanese utterances read aloud by 60 Vietnamese learners and Japanese native speakers' shadowings to those utterances.
An analysis of the subjective ratings done by the native speakers implies that some modifications we made from our previous experiment contribute to making the framework of native speakers' reverse shadowing more pedagogically effective.
キーワード (和) 語学学習 / 外国語訛り / シャドーイング / 可解性 / データ収録 / / /  
(英) second language learning / foreign accent / shadowing / comprehensibility / data collection / / /  
文献情報 信学技報, vol. 119, no. 80, SP2019-3, pp. 13-17, 2019年6月.
資料番号 SP2019-3 
発行日 2019-06-06 (SP) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード SP2019-3

研究会情報
研究会 SP  
開催期間 2019-06-13 - 2019-06-13 
開催地(和) 東京工業大学(横浜) 
開催地(英) Tokyo Institute of Technology 
テーマ(和) 音声情報処理とその深層学習の他分野応用/ 深層学習・音声情報処理のための大規模データベース、一般 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 SP 
会議コード 2019-06-SP 
本文の言語 英語(日本語タイトルあり) 
タイトル(和) ベトナム人学習者による日本語読み上げ音声とそれに対する母語話者のシャドーイング音声の収録 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) A large collection of sentences read aloud by Vietnamese learners of Japanese and native speakers' reverse shadowings 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 語学学習 / second language learning  
キーワード(2)(和/英) 外国語訛り / foreign accent  
キーワード(3)(和/英) シャドーイング / shadowing  
キーワード(4)(和/英) 可解性 / comprehensibility  
キーワード(5)(和/英) データ収録 / data collection  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 安藤 慎太郎 / Shintaro Ando / アンドウ シンタロウ
第1著者 所属(和/英) 東京大学 (略称: 東大)
The University of Tokyo (略称: UTokyo)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) トリシティショーク タサバット / Tasavat Trisitichoke / トリシティショーク タサバット
第2著者 所属(和/英) 東京大学 (略称: 東大)
The University of Tokyo (略称: UTokyo)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 井上 雄介 / Yusuke Inoue / イノウエ ユウスケ
第3著者 所属(和/英) 東京大学 (略称: 東大)
The University of Tokyo (略称: UTokyo)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 吉澤 風希 / Fuki Yoshizawa / ヨシザワ フウキ
第4著者 所属(和/英) 東京大学 (略称: 東大)
The University of Tokyo (略称: UTokyo)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 齋藤 大輔 / Daisuke Saito / サイトウ ダイスケ
第5著者 所属(和/英) 東京大学 (略称: 東大)
The University of Tokyo (略称: UTokyo)
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) 峯松 信明 / Nobuaki Minematsu / ミネマツ ノブアキ
第6著者 所属(和/英) 東京大学 (略称: 東大)
The University of Tokyo (略称: UTokyo)
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講演者 第1著者 
発表日時 2019-06-13 14:20:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 SP 
資料番号 SP2019-3 
巻番号(vol) vol.119 
号番号(no) no.80 
ページ範囲 pp.13-17 
ページ数
発行日 2019-06-06 (SP) 


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