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講演抄録/キーワード
講演名 2021-09-09 11:15
ロバストな無線映像伝送のための可用帯域推定
和田章宏菊月達也椎崎耕太郎山田幸二横尾 郁二宮照尚富士通NS2021-59
抄録 (和) 大容量通信可能なローカル5Gの登場により、遠隔監視・遠隔操作などのリアルタイムな無線映像ソリューションの実現が期待されている。しかし、無線通信で利用可能な伝送レート(可用帯域)は状況変化(干渉、遮蔽)などに敏感で不安定なため、高品質かつ途切れのないロバストな映像伝送を実現するためには、無線通信の状況変化を踏まえて推定した可用帯域を基に、映像の品質を制御する必要がある。従来の研究では、受信電力と可用帯域の対応テーブルを予め用意することにより、無線通信の可用帯域の推定を迅速に行っている。しかし、固定的な対応テーブルによる推定では、無線干渉の影響が考慮されないため、実際の可用帯域との間に大きな乖離が発生する。本研究では、無線状況の変化に対応して精度の高いキャリブレーションを実現するために、短期間と長期間のキャリブレーションを組み合わせるハイブリッド方式を提案する。また、干渉源となる無線リンクとアクセスポイントを共有しながら、映像伝送リンクにおける受信電力と可用帯域の対応テーブルを求める実験を行い、実際の可用帯域との差異を示す「乖離率」での評価において、従来手法よりも1.6倍以上改善したことを確認した。 
(英) Realtime wireless video services, such as remote surveillance and teleoperation, have attracted significant attention due to the advent of local 5G. However, drastic changes of available bandwidth due to interference or shadowing by moving obstacles poses challenges to providing guaranteed quality of video stream without disconnection over wireless network, which requires a certain estimation of available bandwidth based on the estimation of the changing wireless environment and then controlling the video quality. In the conventional study, available bandwidth is estimated quickly by using the table mapping the received signal strength indicator (RSSI) to the available bandwidth (AB). However, because the fixed table doesn’t reflect the wireless interference, it causes differences between the estimated available bandwidth and the true one. In this paper, to estimate the available bandwidth more precisely, reflecting the changing wireless environment, we propose the hybrid calibration method which consists of the long term calibration and the short term calibration. Moreover, for the experimental evaluation of the proposed method, a real network scenario is implemented, including a video transmission link and an interference link both connected via the same Access Point. The result shows the proposed method is more than 1.6 times as accurate as the conventional method on the basis of “the ratio of divergence” which indicates the difference from the actual bandwidth.
キーワード (和) 可用帯域 / RSSI / キャリブレーション / ロバスト無線映像伝送 / / / /  
(英) Available Bandwidth / RSSI / Calibration / Robust Wireless Video Transmission / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 121, no. 170, NS2021-59, pp. 12-17, 2021年9月.
資料番号 NS2021-59 
発行日 2021-09-02 (NS) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード NS2021-59

研究会情報
研究会 IN NS CS NV  
開催期間 2021-09-09 - 2021-09-10 
開催地(和) オンライン開催 
開催地(英) Online 
テーマ(和) セッション管理(SIP・IMS),相互接続技術/標準化,次世代・新世代・将来ネットワーク,クラウド/データセンタネットワーク,SDN(OpenFlow等)・NFV,IPv6,機械学習のネットワーク適用,一般 
テーマ(英) Session management (SIP/IMS), Interoperability/Standardization, NGN/NwGN/Future networks, Cloud/Data center networks, SDN (OpenFlow, etc.)/NFV, IPv6, Machine learning, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 NS 
会議コード 2021-09-IN-NS-CS-NV 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) ロバストな無線映像伝送のための可用帯域推定 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Swift Estimation Method of Available Bandwidth to Realize Robust Wireless Video Transmission Systems 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 可用帯域 / Available Bandwidth  
キーワード(2)(和/英) RSSI / RSSI  
キーワード(3)(和/英) キャリブレーション / Calibration  
キーワード(4)(和/英) ロバスト無線映像伝送 / Robust Wireless Video Transmission  
キーワード(5)(和/英) /  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 和田 章宏 / Akihiro Wada / ワダ アキヒロ
第1著者 所属(和/英) 富士通株式会社 (略称: 富士通)
Fujitsu Limited (略称: Fujitsu Ltd.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 菊月 達也 / Tatsuya Kikuzuki / キクヅキ タツヤ
第2著者 所属(和/英) 富士通株式会社 (略称: 富士通)
Fujitsu Limited (略称: Fujitsu Ltd.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 椎崎 耕太郎 / Kotaro Shiizaki / シイザキ コウタロウ
第3著者 所属(和/英) 富士通株式会社 (略称: 富士通)
Fujitsu Limited (略称: Fujitsu Ltd.)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 山田 幸二 / Kohji Yamada / ヤマダ コウジ
第4著者 所属(和/英) 富士通株式会社 (略称: 富士通)
Fujitsu Limited (略称: Fujitsu Ltd.)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 横尾 郁 / Kaoru Yokoo / ヨコオ カオル
第5著者 所属(和/英) 富士通株式会社 (略称: 富士通)
Fujitsu Limited (略称: Fujitsu Ltd.)
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) 二宮 照尚 / Teruhisa Ninomiya / ニノミヤ テルヒサ
第6著者 所属(和/英) 富士通株式会社 (略称: 富士通)
Fujitsu Limited (略称: Fujitsu Ltd.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2021-09-09 11:15:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 NS 
資料番号 NS2021-59 
巻番号(vol) vol.121 
号番号(no) no.170 
ページ範囲 pp.12-17 
ページ数
発行日 2021-09-02 (NS) 


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