| 講演抄録/キーワード |
| 講演名 |
2024-02-29 10:10
ローカル5Gと低軌道衛星通信の連接に向けたクロスレイヤTCP輻輳制御 ○鈴木彩音・金井謙治・中尾彰宏(東大) NS2023-174 |
| 抄録 |
(和) |
地上ネットワークが脆弱な地域や災害などによる緊急の通信網の必要性が高い地域では,低遅延・高カバー率の特徴を持つ低軌道(Low Earth Orbit)衛星(以下LEOと呼ぶ)と5G通信を連接した新たな通信システムの活用が期待される.この効果的な連接のためには,双方の通信品質特性の把握が必要となるが,特にLEOの通信品質特性の詳細分析, 特にTCPなど上位層プロトコルへの影響は,まだ十分に議論されていないという課題がある.筆者らの先行研究では,LEOに代表されるStarlinkの通信品質特性が15秒周期で変動している点,これによって,CUBIC-TCP輻輳制御が有効に機能していないという課題を,実機評価により明らかにしている.一方で,本先行研究は,課題抽出と理論解析に基づいた性能改善を示すのみで,具体的な改善手法の提示や定量評価までは行っていないという課題がある.そこで,本稿では,TCP輻輳制御の状態遷移モデルに対して改変を加え、周期変動のタイミングで発生するパケットロスを輻輳制御に適用しない新たな「クロスレイヤTCP輻輳制御」を提案する。ns-3シミュレータを用いて周期的な変動特性を持つStarlink通信を模擬した評価実験により、従来と比較して最大約25%のスループット向上が見込めること、TCP公平性の低下やCongestion Collapseが発生しないことを示し、本提案の有効性を確認する. |
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| キーワード |
(和) |
低軌道衛星通信 / TCP / 輻輳制御 / CUBIC / / / / |
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| 文献情報 |
信学技報, vol. 123, no. 397, NS2023-174, pp. 14-19, 2024年2月. |
| 資料番号 |
NS2023-174 |
| 発行日 |
2024-02-22 (NS) |
| ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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