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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-01-29 09:30 等方相液晶中の横波フォノンスペクトル観察 ○平野太一・美谷周二朗・酒井啓司（東大）  US2007-96 |
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| 抄録 | （和） | 一般に液体はずり弾性率を有しないために，液体中では通常は縦波音波は伝搬してもずり波モードは伝搬しない．しかし，ずりモードと他の分子運動の自由度との相互作用が大きい場合には，この自由度間の結合を介して横波フォノンが伝搬するかのように見えることがある．液晶等方相のネマティック転移温度付近では局所的な分子配向によって回転緩和の周波数スケールがメガヘルツ程度になり，フォノンとのエネルギーのやりとりが起こりやすい状況になる．配向揺らぎに特有の偏光解消散乱成分を精確に測定すると，緩和スペクトルの中心にずり波の減衰周波数を持つディップが現れる．我々は光ビート分光法を用いた高分解能スペクトル測定を行い，いくつかのシアノビフェニル系液晶（$n$CB）に対して，ずりと配向の結合の度合いを調べることに成功した．その温度依存性は試料に依らず2次相転移的な臨界挙動を示すことがわかった． |
| （英） | Some degrees of freedom relating to molecular motions interact with each other in soft condensed materials, which may result in complicated phenomena and extraordinary functions. A typical example of the interaction is the coupling between the shear and orientation, as seen in fluids consisting of molecules with anisotropic shape. A shear wave phonon does not normally propagate in fluids, which does not possess the shear elasticity. However, under the strong shear-orientation coupling, the spatial propagation of a periodical shear flow with a real wave number appears in the spectrum of the depolarized scattering. Very accurate light scattering measurements for several cyano-biphenyl liquid crystals ($n$CBs) in the isotropic phase were conducted with our optical beating technique and we successfully determined the coupling constant that represents the efficiency of the energy exchange between shear deformation and molecular rotation through the coupling process. The temperature dependence of the coupling constant showed critical decreasing towards the isotropic-to-nematic phase transition point and its behavior was found to be independent of the sample fluid. | |
| キーワード | （和） | 横波フォノン / 偏光解消（VH）散乱 / ずりと配向の結合 / / / / / |
| （英） | shear wave phonon / depolarized (VH) light scattering / shear-orientation coupling / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 468, US2007-96, pp. 5-8, 2008年1月. | |
| 資料番号 | US2007-96 | |
| 発行日 | 2008-01-22 (US) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | US2007-96 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA US |
| 開催期間 | 2008-01-28 - 2008-01-29 |
| 開催地（和） | 関西大学 |
| 開催地（英） | Kansai University |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | US |
| 会議コード | 2008-01-EA-US |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 等方相液晶中の横波フォノンスペクトル観察 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Observation of shear wave phonon in isotropic phase of liquid crystal |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 横波フォノン / shear wave phonon |
| キーワード(2)（和/英） | 偏光解消（VH）散乱 / depolarized (VH) light scattering |
| キーワード(3)（和/英） | ずりと配向の結合 / shear-orientation coupling |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 平野 太一 / Taichi Hirano / ヒラノ タイチ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京大学生産技術研究所 (略称： 東大) Institute of Industrial Science, University of Tokyo (略称： Inst. Indust. Sci., Univ. of Tokyo) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 美谷 周二朗 / Shujiro Mitani / ミタニ シュウジロウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京大学生産技術研究所 (略称： 東大) Institute of Industrial Science, University of Tokyo (略称： Inst. Indust. Sci., Univ. of Tokyo) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 酒井 啓司 / Keiji Sakai / サカイ ケイジ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京大学生産技術研究所 (略称： 東大) Institute of Industrial Science, University of Tokyo (略称： Inst. Indust. Sci., Univ. of Tokyo) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-01-29 09:30:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | US |
| 資料番号 | US2007-96 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.468 |
| ページ範囲 | pp.5-8 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2008-01-22 (US) |
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