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| 講演名 | 2008-03-21 10:30 対側マスキングの負荷により聴性脳幹反応(ABR)上に出現する注意効果 ○池田一成・関口貴裕・林 安紀子（学芸大）  SP2007-205 |
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| 抄録 | （和） | 対側マスキングの負荷により，聴性脳幹反応（ABR）上に注意に関連した電位変化が出現することを報告する．ピップ音を用いたオッドボール課題により，標準刺激（0.5 kHz，確率0.7）と標的刺激（1 kHz），音圧80 dB SPLを被験者の左耳へ提示した．右耳の刺激提示には?マスキングなし，?白色雑音を40 dB SPLで連続提示，?同音を80 dB SPLで連続提示の3条件を設けた．被験者は刺激提示中に読書を行う無視課題と標的刺激を検出する注意課題を実施した．その結果，80 dBマスキング条件でのみABRに対応する潜時区間で電位の課題差が生じた．課題差の方向は標準刺激に対し無視課題＞注意課題，標的刺激に対し無視課題＜注意課題であった．また注意に関連した電位変化にはABRの緩徐波成分の寄与が速波成分より大きいことが示唆された． |
| （英） | In humans attention-related modulation of auditory brainstem response (ABR) was identified during contralateral noise masking. Employing an oddball procedure with tone pips, standards (0.5 kHz; probability 0.7) and targets (1 kHz) at 80 dB SPL were presented to the left ear. The right-ear masking had three conditions relying on the intensity of a continuous white noise, i.e., (i) without exposure, (ii) at 40 dB SPL, and (iii) at 80 dB SPL. Participants each performed two tasks either ignoring sounds or attending to targets. Among the three conditions, only condition (iii) exhibited significant amplitude differences between the two tasks within the ABR latency, i.e., for standards ignoring > attentive, while for targets ignoring < attentive. When the frequency components of ABR were examined, slow waves rather than fast waves appeared more contributing to the attention-related modulation of ABR. | |
| キーワード | （和） | 聴性脳幹反応 / 注意 / 対側マスキング / 両耳間相互作用 / 緩徐波 / 速波 / / |
| （英） | Auditory Brainstem Response / Attention / Contralateral Masking / Binaural Interaction / Slow Wave / Fast Wave / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 551, SP2007-205, pp. 111-116, 2008年3月. | |
| 資料番号 | SP2007-205 | |
| 発行日 | 2008-03-13 (SP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SP2007-205 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP |
| 開催期間 | 2008-03-20 - 2008-03-21 |
| 開催地（和） | 東大 |
| 開催地（英） | Univ. Tokyo |
| テーマ（和） | 国際ワークショップ(20日），研究会(21日) 「聴覚・音声・言語とその障害，一般」 |
| テーマ（英） | International Workshop (Mar 20), Speech Production, Speech Perception, Hearing and Speech, etc. (Mar 21) |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SP |
| 会議コード | 2008-03-SP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 対側マスキングの負荷により聴性脳幹反応(ABR)上に出現する注意効果 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Attention Effects on Auditory Brainstem Responses During Contralateral Noise Masking |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 聴性脳幹反応 / Auditory Brainstem Response |
| キーワード(2)（和/英） | 注意 / Attention |
| キーワード(3)（和/英） | 対側マスキング / Contralateral Masking |
| キーワード(4)（和/英） | 両耳間相互作用 / Binaural Interaction |
| キーワード(5)（和/英） | 緩徐波 / Slow Wave |
| キーワード(6)（和/英） | 速波 / Fast Wave |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 池田 一成 / Kazunari Ikeda / イケダ カズナリ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京学芸大学 (略称： 学芸大) Tokyo Gakugei University (略称： Tokyo Gakugei Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 関口 貴裕 / Takahiro Sekiguchi / セキグチ タカヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京学芸大学 (略称： 学芸大) Tokyo Gakugei University (略称： Tokyo Gakugei Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 林 安紀子 / Akiko Hayashi / ハヤシ アキコ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京学芸大学 (略称： 学芸大) Tokyo Gakugei University (略称： Tokyo Gakugei Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-03-21 10:30:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | SP |
| 資料番号 | SP2007-205 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.551 |
| ページ範囲 | pp.111-116 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-03-13 (SP) |
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